November 5, 2002

オウンゴールの美学

●バカすぎて偉大な記録ってものがある。アフリカのマダガスカルのサッカー国内リーグで「審判への抗議でオウンゴール(自殺点)連発」した結果、149対0。サッカーで149点っすよ(呆然)。キックオフから一気に自分のゴールに入れるにしても、大変なもんだ。フツー、途中でヤになるよ、アホらしすぎて。90分間延々とやる抗議行動ってのも怖いが、相手チームはこの間、なにをやってたのかと思うと異様に可笑しい。
●ところでオウンゴールといえば、元日本代表にして元マリノス、今はレッズの井原。久々にやってくれたっすね、ナビスコカップ決勝。鹿島vs浦和という熱いカードだったので、国立競技場は5万6千人超で真っ赤に染まったようである(もちろんテレビ観戦。熱すぎて部外者が気楽に行けるようなものじゃない)。小笠原のシュートがブロックに入った井原に当たって、角度を変えて見事にオウン・ゴール。枠を外れていたシュートなんだけど(苦笑)。これが決勝点で1-0で鹿島優勝。
●それにしても井原のオウンゴールはいつも天晴れ(死語)である。豪快なダイビング・ヘッドを自陣に叩き込んで、松永茫然自失とか。あ、でも勘違いしないように。こういうシーンを見てマジメに井原を非難する人がいると困りモノであって、事故も含めてサッカーだと納得しなければ。ワタシにとっては井原はもっとも好きな選手の一人っす。決してヘンなプレーをしてるわけじゃないんだけど、印象的なオウン・ゴールが多い。これはもう特殊なサッカーの神様に愛されているとしか思えんっすね→井原。
●ちなみにフットボールの母国イングランドでは、オウン・ゴールのシーンばかりを集めたビデオってのが発売されているらしい(笑)。笑えるというか、人が悪いというか。(11/05)

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