November 15, 2004

ザスパ草津 2-1 C大阪


●天皇杯のザスパ草津vsセレッソ大阪をテレビ観戦。スペインのマジョルカに移籍が決まった大久保はベンチスタート。しかし西澤、森島らは先発、序盤から完全にセレッソがゲームを支配。前半こそ草津が耐えたが、後半に森島のゴールが決まり、このまま草津のディフェンスが崩壊していくかと思った。
●が、セレッソが西澤を下げて大久保を入れた後、なんと草津が2ゴールを奪って逆転。もう草津のゲーム運びが見事すぎ。1部リーグと下部リーグの対戦の場合、普通なら1ゴール奪われると下部リーグはとたんに運動量と集中力を失うものだが、逆にセレッソが集中を切らしてしまった。
●ザスパ草津の選手の大半はいまだに温泉宿や地元スーパーで働きながらプレーしているという。地域リーグを経て、現在JFLまで上がってきた。すでに2005年J2への参戦を申請していて、夢のJまであと一息。地元草津のホームグラウンドがJFLの基準を満たしていないため、ほとんどの試合を群馬県立敷島公園(前橋市)という場所で行っているようだ。しかし前橋のクラブではなく、草津のクラブであるというのはなかなか新しくていいかもしれない。
●草津の地元人口は少ないと思うが、温泉があるんだから、「試合観戦+温泉宿」のツアーを組める。温泉で暖まって、旨いもの食って、サッカー観戦する一泊旅行とか。結構、関東圏では人気が出るんじゃないだろか。地元密着だけじゃなくて地元に来る観光客密着型っていうのもありなのかもしれない。フツーはアウェー試合への応援ツアーバスが出るものだが、草津だったらアウェイチームからのツアーバスが人気を呼んだりして(笑)。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/275

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「軽量ブラウザー Firefox 1.0 正式版がリリース」です。

次の記事は「「コラテラル」 マイケル・マン」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ

国内盤は日本語で、輸入盤は欧文で検索。