●昨秋金沢市に開館した金沢21世紀美術館へ行ってきた。あいにく企画展は興味の範疇外だったので中をぶらっとしただけなのだが十分楽しめた。ここは恐ろしく贅沢なつくりで、都市の中心部にこんな低層の建物を(しかも周囲に十分なスペースを確保して)作るだけでもスゴいと思うが、内部もゆったりしている。なにしろ、「何もない」空間がいくらでもある。ただ座るだけの場所とか。そして連休中だからでもあるが大盛況(企画展を見なければ無料)。
●ジェームズ・タレルの「空間作品」として、座る場所があるだけの何もない空間で、天井に開いた穴から「空の移ろい」を眺めようという部屋があった。来場者は作品という意識もないままのんびり休憩している。この雰囲気は美術館というより公園に近い。