September 29, 2005

「チャーリーとチョコレート工場」(ティム・バートン)

●映画館で「チャーリーとチョコレート工場」。惜しくもロアルド・ダールの原作を通過して育ってしまったワタシだが、この映画を見てる間はすっかり精神年齢10歳くらいのガキに退行して椅子から身を乗り出して大興奮、うおおおお、オレもチョコレート工場行きてー、絶対行きてー。ウォンカさんの「めちゃウマチョコ」食いてえ~、食わせろ~、はぁはぁ。
●冒頭のフルCGと思しきチョコレート工場内部の場面からすでにワクワク度マックス。だいたいチョコレート工場ってなんだよ。思い出した、ガキの頃のオレ様の夢ナンバーワン。「板チョコをガブガブと一枚丸ごと食いたい、さらに二枚、三枚とチョコ食い放題をやってみたい」。虫歯の怖さを知らないガキならではの無邪気でデンジャラスな欲望、ましてや工場が隣にあれば入ってみたいだろう、そしてそこで働く小人やリスを見つけたら喜びのあまり卒倒すること必至。同時に本当は大人のワタシは、クソ生意気なガキとバカ親どもがティム・バートン監督にいかなる懲罰を受けるのかを楽しみにして、イヒイヒと邪悪な笑みを浮かべる。ジョニー・デップ演ずるウォンカさんは圧巻。なんと親しみの持てるウォンカさんなのだ。ああ、ウチの前を流れる川が「チョコレートの川」だったらなあ。チョコレートこそ甘物界の王。ざぶん。

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