November 15, 2007

浦和レッズがアジア・チャンピオンズ・リーグ優勝

アジアだ!●浦和サポのみなさま、アジア・チャンピオンズ・リーグ優勝おめでとうございます。ひたすらに羨望。
●深夜のBSを録画するつもりでいたら、テレ朝が急遽生放送をすることに。ありがたくもあり、一方、あー、あの中継か、飲み屋のオヤジといっしょに観戦状態かぁと軽くため息も出るわけだが、でも見るしか。しかしテレ朝のテンションの高さはよくわからん。
●アウェイで1-1、決勝第2戦は浦和ホーム。0-0でも優勝という有利な状況、さらに満員の埼スタで圧倒的なサポーターの後押しがあって、開始直後は浦和が一方的にボールを保持する展開。でも相手のセパハン(イラン)も気圧されていたが、浦和の選手たちもかなり緊張気味。Jで戦うときは、ポンテはあんなにミスしてくれない。前半22分で永井が豪快なゴールを決めた前後から、ぐっと試合の密度が高まった印象。後半には阿部のゴールで2点目。アウェイゴール優先の関係で、リードしても決して安心できない状況だったけど、きちんと試合を終わらせたのはさすが。浦和はこの試合を2-0で快勝したのも立派なんだけど、それ以上に第1戦アウェイでゴールを決めて引き分けてくるところがスゴい。
●アジア・チャンピオンズ・リーグになってからは日本のクラブの優勝は初めて、前身のアジア・クラブ選手権時代にはジュビロ磐田(1998/99)、読売クラブ(1987)、古河電工(1986)が優勝している。代表レベルではニッポンはどんどん強くなっている気がしてるけど、Jリーグ開幕以降は磐田と浦和しか勝っていない。J開幕直後、今となっては信じられないことだが、バブル経済の余波でJリーグのクラブにゴロゴロと現役ブラジル代表レギュラー・クラスが在籍していた時期があった。あの頃でもJクラブはアジアを制覇することはできなかった。試合日程が国内リーグと重なって、控え選手をアジアの試合に送り込んだりとか、クラブやリーグ全体の総合力で勝てる状態になかったんだと思う。
●マリノスは日産時代に一度準優勝してるものの、Jリーグ以降に出場した3回はいずれも冴えない戦績。2004、2005はグループリーグ敗退。アジアの戦いで疲弊して、国内リーグにも悪影響を及ぼすという罰ゲーム状態で、仮にグループリーグを突破しても到底その先を乗り越えられそうになかった。今回の浦和は選手層が厚いにもかかわらず、ターンオーバーするのではなく、レギュラー選手をほぼ固定してアジアとJと両方を戦ってこの成績。すっかり水をあけられてしまった。
--------

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「「のだめカンタービレ」第19巻、読んだ」です。

次の記事は「エンリコ・オノフリ指揮のモーツァルトが11/21にリリース!」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ

国内盤は日本語で、輸入盤は欧文で検索。