●あべしっ、不覚! ワタシとしたことが。先日、東京に住んで以来初めて、仕事以外の用で図書館を訪れたんである。地元の公立図書館なのだが、なぜかワタシはここに足を運んだことがなかった。入館した瞬間から、強烈なノスタルジーにとらわれた。こんなになじみ深い場所を忘れていたとは。もっと早くから利用していればよかった。
●当たり前なのかもしれないが、公立図書館ってのは信じられないくらいサービスがいい。まず、自由に入れる。なんの資格も問われなく入れて(挨拶も不要)、ことわりもなくいくらでも本を読めて、静かな場所で座って長時間過ごせる。そして、なぜか無料(ホントはすでに税金で払ってるけど)。そんな気前のいい場所、東京にほかにあるか? さらに、なんと蔵書を借り出すこともできるのである。すげえよ。マジすげえ、図書館。これからは買う本と、読めさえすりゃいい本を峻別しよう。昔は「立派な本棚を築きたい」欲望みたいなのがあったけど、今はリアリズムに負けて本棚の拡張なんか嬉しくない。
●ただし、ひとつ公共図書館には弱点がある。夜が早い。8時で閉まるので、なかなか寄れない。今から思えば大学図書館は夜10時まで開いてたから天国だったなあ。24時間図書館とかあったらいいのにと一瞬思ったが、そんなのあったら夜中は終電逃した若者が徹夜する漫喫状態になるからやっぱりダメだな。