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        <title>CLASSICA - What&apos;s New!</title>
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        <description>更新情報という名の日替雑記（ブログ版）。 </description>
        <language>ja</language>
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            <title>オバチャンの正体</title>
            <description><![CDATA[<p>●いつも大声で独り言をしゃべりながら往来を歩くオバチャンがいる。いや、おそらく独り言ではないんである。話しぶりからすると、会話相手はいる、見えないだけで。生き生きとした話しぶりで、明らかにだれかに向かって話しているふうなのだ。<br />
●「ねえ、あんた、本当にあたしの話、聞いてるの？」<br />
「ああ、聞いてるよ、隣んちの奥さんが人の悪口ばかり言っててイヤんなるって話だろう。それだったら、前にも言っただろう、あそこんちとは付き合うな。最初っから、話さなきゃいいんだ」<br />
「違うんだよ、何度いったらわかるんだ、あたしはねえ、あんたにあたしの話を聞いてほしいんだよ。別に解決策を相談してるんじゃないの。ほぉそうなんだそりゃお前も大変だねえって、ふんふん言いながら相槌を打ってくれりゃあいいんだよ」<br />
「じゃあ別にオレが話を聞いてなくたって一緒じゃねえか。お前が困ってるからマジメに解決してやろうとしてるんだよ」<br />
「そうじゃないんだよ、どうしてわかんないのかねえ、男の人は。あたしはただ話を聞いてほしいんだって言ってるじゃないのさ。それで気が済むんだから、愚痴の一つや二つ、黙って聞いてくれたっていいじゃないの」<br />
「わかった、だったらこうしようじゃねえか。なあ、ここでオレがいちいち相槌を打たなくても、代わりに杓文字を立てておいてもお前は困らないよな。話を聞いてやるだけなら杓文字だって柄杓だっていいわけだろう？ 意見してほしいわけじゃないんなら、オレじゃなくてもヒトじゃなくてもいいんだよ。だからこれからは杓文字に向かって話せ」<br />
「……」<br />
「っていうかよ、杓文字じゃなくてもいいわけだ。空気ならどうだ。空気は黙ってお前の話を聞くぜ？ だからな、たった今から、このあたりの空気をオレだと思って話せ。いくらでもお前の話を聞いてやるから。ここにあるのが空気であり杓文字でありオレだ。わかったな。さあ話せ」<br />
●あのオバチャンが大声で独り言を話しているのは、きっとそんな顛末があったからだと踏んでいる。<br />
</p>]]></description>
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            <pubDate>Thu, 09 Feb 2012 01:50:01 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>とりぱん 12 （とりのなん子）</title>
            <description><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063377385/classica-22/ref=nosim" target="album"><img class="imagel" alt="とりぱん 12 " src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063377385.09.MZZZZZZZ.jpg" width="111" height="160" border="0" /></form></a>●おっと、これもう年末に出ていたのか、<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063377385/classica-22/ref=nosim" target="album">「とりぱん」12巻</a>、ようやく読んだ。東北を舞台に、野鳥たちに並んで金魚や昆虫、犬猫などさまざまなケダモノライフを描くこのマンガ、不思議とネタが尽きることなく快調に続いている。スゴい創作力。今回いちばんウケたのはコガモたちの生態かなあ。<br />
●カモはいいっすよね、カモは。かわいいし、美しい。それでいて可笑しい。そしてときにはおいしい。カモ、ラブ！<br />
●これ読んだ影響で、さっそく公園に出かけてしまうわかりやすい自分。都内もこの時期、公園の池には大勢のカモたちがやってくる。オナガカモが多い。キンクロハジロもいる。カルガモは渡らないので年中いる。少数派としてはハシビロガモのつがいが一組。カイツブリも健在。といったあたりを観察して満足する。ゴイサギ、カワウも見かけた。<br />
●カモって飛ぶんすよね、あんな丸っこくてヨタヨタした感じなのに、いざ飛ぶとなったら猛烈に飛ぶ（渡り鳥だし）。泳げて、飛べて、しかもそこそこ歩ける。水陸空自在な最強鳥類なのに、ちっとも万能性を感じさせないところが好き。<br />
●今回違う絵柄の描き下ろしマンガ「るりさんとめるりさん」が載ってて、これがまたいいんだな、繰り返して読みたくなるくらいに。<br />
</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Books</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 08 Feb 2012 00:01:11 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>シリアU22vsニッポンU22＠ロンドン五輪アジア最終予選</title>
            <description><![CDATA[<p><img alt="シリア" class="imager" src="http://www.classicajapan.com/wn/archives/images/syria.gif" width="99" height="66" border="0" />●負け戦を振り返る。U22の<a target="links2" href="http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/oly_20120205_01.htm">シリアvsニッポン</a>。<br />
●グループ1位のみが本大会に出場する五輪予選。シリアの政情不安のためライバルとのアウェイ戦といういちばん厳しい試合を隣国ヨルダンで戦うことになった。がらがらのスタジアム、アウェイのプレッシャーはない。ニッポンには有利に働いたはずだが、ふたを開けてみればほとんど防戦一方の苦しい試合に。<br />
●シリアは落ち着いてボールをつないでくるのに対し、ニッポンはボールを保持できず攻撃を組み立てられない。劣悪なピッチがパスミスを誘発。これは互いに同条件ではあるのだが……。ニッポンはスピードのある永井をトップに置く布陣。しかし前半18分に山崎亮平が負傷退場して、大迫に交代。トップに入った大迫は予想以上によい出来。視野の広いプレイを見せてくれた。<br />
●前半18分の失点はフリーキックから。ゴール前の競り合いで大迫が頭でボールをすらして、これがオウンゴールに。これは不運。前半46分ほとんどチャンスのなかったニッポンが、大迫のスルーパスから永井がスピードを生かして抜け出て、冷静にコースを狙ってシュート。1-1。内容が悪いだけに、この時間帯での同点弾は大きい。<br />
●こういった試合の場合、後半によくある展開としては、前半から飛ばしてきた相手の足が徐々に止まり、時間とともにニッポンがゲームを支配するというパターン。しかし後半になってもやはりシリアペースは変わらず。たしかに相手は飛ばしてきたんだろうが、こちらがボールを回していないのだから、向こうもそうそう運動量が落ちない。アルスマは脅威。後半30分に山村を下げて扇原を入れて中盤を立て直すことにある程度成功したが、それでも落ち着きのないプレイが多すぎて相手を崩すには至らず。<br />
●勝点でリードしているのでこのまま引き分けで十分という試合だったが、後半45分、クリアボールを思い切り蹴ったアルサリフのロングシュートが、ドライブ回転しながらゴールキーパー権田の頭を越してゴールに突き刺さった。練習でもまず入らないだろうというシュート。権田に止めるチャンスはあったとは思う。1-2。そしてお約束、触っただけで転げまわる中東のキーパー。でもこの時間稼ぎにいつもほどは腹は立たない。試合内容からいって勝者にふさわしいのはシリアだから。シリアの監督は「日本はシリア以上にいいプレーをした」と話したそうだが、まったくそうは思わない。<br />
●さて、これでニッポンとシリアは勝点で並んだ。得失点差も同じ。総得点でシリアが1位に躍り出た。レギュレーションでは勝点、得失点差、総得点の順で優先される。もう直接対決はなく、互いにマレーシア戦とバーレーン戦を残している。両方ともすんなり残り２戦を連勝して得失点差の争いになるだろうか。そうかもしれない。マレーシアがどちらかに大量得点を許してしまえば、それが決め手になる。でもマレーシアもここまで勝ち上がってきているんだから、そう楽には勝たせないはず。両者とも引き分けたり負けたりする可能性もかなりあると見ているので、現時点ではまったくの五分に並んだと見ていいのでは。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.classicajapan.com/wn/2012/02/070000.html</link>
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            <pubDate>Tue, 07 Feb 2012 00:00:10 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ナントでラ・フォル・ジュルネ開催</title>
            <description><![CDATA[<p>●ナントのラ・フォル・ジュルネは今まさに開催中。今日が閉幕日かな。公式ガイドブックや音楽誌他のために日本からも取材陣が訪れている。<a target="links2" href="http://www.lfj.jp/lfj_report/">LFJ公式レポートブログ</a>も快調に更新されているので、ぜひご覧いただければ。ちなみに現地はかなり寒くなっているようで、雪が積もったとか。<br />
●例によって <a target="links3" href="http://liveweb.arte.tv/fr/festival/La_Folle_Journee_de_Nantes_2012/">arte.tv</a> （映像）と <a target="links5"  href="http://sites.radiofrance.fr/francemusique/la-folle-journee-de-nantes/index.php?reecoute=1">france musique</a> （音声）で公演の模様をオンデマンドで楽しめる。arte.tvでストラヴィンスキーの「きつね」をやってるル・バルコンっていうアンサンブルはなに？<br />
●やはりテレム・カルテットが出演しているんすね。バラライカ、バヤンらによるロシア民族楽器カルテット。テーマが「ロシアの祭典」だからきっと活躍すると思ってた。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.classicajapan.com/wn/2012/02/051213.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">News</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 05 Feb 2012 12:13:14 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ゾンビと私 その22 NHK「ヒューマン　なぜ人間になれたのか」</title>
            <description><![CDATA[<p>●前回、「<a href="http://www.classicajapan.com/wn/2012/01/310030.html">ウォーキング・デッド</a>」について書いた。その後しばらくして、たまたまNHKの「<a target="links2" href="http://www.nhk.or.jp/special/onair/120129.html">ヒューマン　なぜ人間になれたのか</a>」というドキュメンタリーを見た。これは鋭いっすよ。どうして地球上にこれだけヒト、つまりホモ・サピエンスが広がったかという話。それなりに賢くて強いライバルはたくさんいたのに。<br />
<a target="links2" href="http://www.nhk.or.jp/special/onair/120129.html"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="NHK「ヒューマン　なぜ人間になれたのか」" src="http://www.classicajapan.com/wn/archives/nhk_human.jpg" width="173" height="66" class="imager" /></span></a>●興味深かったのは、他の霊長類との比較。ゴリラの生殖間隔は4年、チンパンジーは5年、オラウータンにいたっては8年だという。この間、母親はずっと子にお乳を与えている。これに対してヒトは一年だ。繁殖のスピードがぜんぜん違うんである。この旺盛な繁殖力により、ヒトは世界に広がった。オラウータンはヒトをわれわれがネズミを見るかのような目で見ていたのかもしれない。ネズミ算ならぬヒト算。人類増えすぎ。アフリカの大地だけじゃ到底ヒトをまかないきれず、ヒトはすさまじい勢いで地球上に広がった。<br />
●さて、そしてヒトの多くはゾンビになってしまったわけだ。「ウォーキング・デッド」の先々のシーズンの展開がこれである程度、予想できないだろうか。つまり、ゾンビをヒトに戻すような都合のいいワクチンなど開発されないとして（そのはずだ）、このまま多数のゾンビvs少数のヒトの戦いが続いた場合、勝者はどちらか。<br />
●もちろん、ヒトなのだ！ なぜならゾンビは繁殖できないから。ヒトは繁殖する。ヒトのうち、かなりの程度はゾンビになってしまうだろう。しかしヒトがゾンビを倒した場合、確実にその数だけゾンビは減る。ヒトのゾンビ化率＜ゾンビ撃退率＋繁殖率を考えて、右辺が大きくなるように保てさえすれば、いずれ地球はふたたび人類がゾンビを圧倒するようになる。どれくらいの時間がかかるかはなんともいえないが、あれだけ地球がゾンビに覆われても、それでもゾンビは不利だ。<br />
●ただし、ヒト側も現時点で手にしているリソース、ガソリンであるとかクルマ、ミネラルウォーターや加工食品、現代文明が作り出した道具類等々をいったんは失ってしまうだろう。文明を維持するには、あまりにヒトは減りすぎた。最悪、石器時代からやり直しの可能性すらありえる。そうなった場合、今度はヒトの敵はゾンビ以上に大型の肉食動物（本来の捕食者たちだ）になるという展開はありうる。「ウォーキング・デッド」シーズン256くらいまで続くと、案外絵面は「はじめ人間ギャートルズ」みたいな感じになってて、主人公の子孫たちがマンモスを追いかけているのかもしれない。え、ゾンビ？そういやそんなヤツ昔いたっけなあ、みたいな。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.classicajapan.com/wn/2012/02/030007.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">zombie</category>
            
            
            <pubDate>Fri, 03 Feb 2012 00:07:07 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ORF/LFJ</title>
            <description><![CDATA[<p>●ORFのオンデマンドで聴けるヘンゲルブロック指揮北ドイツ放送交響楽団、<a href="http://oe1.orf.at/programm/294339">ライスハレでのライブ</a>。後半のハイドンの交響曲第104番「ロンドン」が強烈すぎて笑ってしまった。この終楽章、なんなの？（笑）。例によって期間限定公開、たぶん日曜まで。<br />
●↑このページを見るとドイツ語での第104番の愛称は「ザロモン」なんすね。<br />
●2月1日よりナントのラ・フォル・ジュルネ開幕（ワタシは今年は行きません）。<a href="http://sites.radiofrance.fr/francemusique/la-folle-journee-de-nantes/index.php">france musique の特設ページ</a>ができている。オッコ・カム指揮ラハティ交響楽団なんていうのがあるんすね。なんだ、このニコラス・アンゲリッチのブラームス：ピアノ協奏曲第3番ってのは。作品26ってピアノ四重奏曲第2番か。でもそれロシア関係あるんだっけ。（→プロコフィエフをブラームスって誤植したのか！）<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.classicajapan.com/wn/2012/02/020125.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">News</category>
            
            
            <pubDate>Thu, 02 Feb 2012 01:25:01 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「N響アワー」から「ららら♪クラシック」へ</title>
            <description><![CDATA[<p>●「N響アワー」が3月で終了することを惜しむ声、多数。たしかにTwitterを見てても、「N響アワー」の放送時間になると大勢の方々がこの番組を話題にする。生中継でもないのに、これだけリアルタイムで反響があるというのはスゴいなあと思っていた（Twitterでみんながいっせいに盛り上がるのはテレビ。SNSはテレビが依然娯楽の王様であることを教えてくれる）。<br />
●「<a target="links2" href="http://news.thetv.jp/article/27494/">3月で終了の長寿番組 N響アワーの次は、石田衣良が登場！</a>」（ザ・テレビジョン）ということなので、クラシック番組がなくなるわけではなく、「ららら♪クラシック」が新たにスタートする。今のところワタシの周囲からはこの番組への期待の声はあまり聞こえてこないのだが、決して侮れないと思う。司会が誰であろうと番組の企画構成次第なわけだし。<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005OINY/classica-22/ref=nosim" target="album"><img class="imager" alt="レレレ" src="http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005OINY.09.MZZZZZZZ.jpg" width="75" height="150" border="0" /></a>●新番組のテーマ曲はなんすかね。もしこれが「れれれ♪クラシック」だとしたらテーマ曲はオネゲルの「３つのレ」かなと思うんだけど。<br />
●「げげげ♪クラシック」でもいい気がする。</p>]]></description>
            <link>http://www.classicajapan.com/wn/2012/02/010038.html</link>
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            <pubDate>Wed, 01 Feb 2012 00:38:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ゾンビと私 その21 「ウォーキング・デッド」</title>
            <description><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0068CDQ46/classica-22/ref=nosim" target="album"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ウォーキング・デッド" src="http://www.classicajapan.com/wn/archives/walking_dead.jpg" width="123" height="175" class="imagel" /></span></a>●ついに見た、ウワサの「ウォーキング・デッド」を。先日ご紹介した<a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=18165&pid=880574400" target="_blank" >hulu（フールー）</a> で2シーズン13話。はっきり言って、これは傑作。現在のワタシたちが直面しているゾンビ禍を、これほど正面から見すえた作品はかつてなかった。必見すぎる。<br />
●え、「ウォーキング・デッド」なんて、知らないよ。そんなあなたのために言っておくと、これは映画ではなくテレビシリーズである。「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」の監督であるフランク・ダラボンによる、サバイバル・ドラマ。全米で大ヒット、したのかな？ まあ、そんなことはどうでもいい。大切なのは、この現実的なゾンビ設定と、人々の暮らしのあり方だ。<br />
●ここではヤツらはゾンビではなく「ウォーカー」と呼ばれるのだが、実質的に正統派ゾンビである。まず、走らない。ゾンビは走っちゃいけません。動きもややとろい。俊敏なゾンビとか、ゾンビじゃないし。すなわち古典派。もちろん、人をめがけて喰らいつこうと襲ってくる。肉食欲望が本能のすべてで、人のみならず動物も喰う。頭を撃つなり破壊するなりしないと死なない（いや死んでいるんだった。停止しない）。<br />
●物語はすでにヤツらに襲われ、荒廃したアメリカから始まる。しかし、これまでに当連載「<a href="http://www.classicajapan.com/wn/zombie.html">ゾンビと私</a>」でも述べてきたように、人はいきなり絶滅したりはしない。数少ないながら生き延びる人たちがいる。彼らは集団を作る。都市にもいる。田舎にもいる。都市部は人口密度が高いだけに危険であり、逆に農村部であればゾンビ密度も低い。先行研究を正しく活用した設定により、ヤツらだらけになったこの地上で人がどうやって生きていくかを描く。<br />
●<a href="http://www.classicajapan.com/wn/2009/09/171222.html">連載第9回</a>でも述べたように、Zday以後、ゾンビと並んで脅威となるのは、実は人間である。そもそもなぜゾンビ禍に襲われたかといえば、人間が共生能力を失ったからであるのだから。そのときがやってきても、やはり私たちは変わらない。最初は軍隊がヤツらと戦ってくれるかもしれない。ヤツらの死体がうず高く積まれるだろう。それをどうするか。燃やさねばいけない。除ゾンが必要だ。しかしではヤツらの焼却をどこでするかとなるとどの自治体も受け入れようとしない。住民投票をするかもしれない。Noの答えが出る。人々は一方で政府は除ゾンせよと叫び、一方でわが自治体で受け入れはできないと拒む。こうして賞味期限間近だった民主主義は終焉を迎える。悪辣な業者がZカウンターを売り出す。ゾンビに襲われにくい体質を作るための食事法を伝授し始める者も出てくるかもしれない。味噌が効きますよ、化学調味料は摂取しないでください、ヤツらをおびき寄せないために。しかしヤツらはお構いなしに噛み付く。ガブツ、ガブッ！ あなたの家の外壁をヤツらが唸り声を上げながら、力いっぱい叩き出した。そんなときに、手近の武器を持って立ち上がることもなく、こう考える。政府はなにをしているのか、あんなのが国の指導者ではどうにもならない、これはゾン災ではなく人災だ、マスコミはなにをしている？ 食糧を確保しなければ、アマゾンに発注しよう、クロネコヤマトなら来てくれるはず……。ガブッ。<br />
●おっと、いけない、「ウォーキング・デッド」であった。「ウォーキング・デッド」はこの手のものとしては珍しく、シーズン１よりシーズン２のほうがさらに秀逸である。このゾンビで埋め尽くされた世界にあって、人間にとって人間は脅威であり続ける。一方、人間は共同体を作ることでしか生存できない。この二律背反の中で人はどう生きるのか。利己的であることとは、共同体の利益を考えることとはなにか。ときに人はその邪悪さをあらわにする。そこでふと思うのは、人間に比べゾンビはむしろ純朴である。ヤツらは咬噛欲求だけで生きている（いや、死んでいる）。恐怖も感じず、のびのびと死んでいる。明らかに邪悪なのはわれわれである。それを受け入れた上で、なお、私たちは希望を見出さなければならない。「ウォーキング・デッド」はその希望の実体とはなにかを微かに示唆している点で、他の同種作品群とは一線を画している。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.classicajapan.com/wn/2012/01/310030.html</link>
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            <pubDate>Tue, 31 Jan 2012 00:30:00 +0900</pubDate>
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            <title>揺れる「悲愴」</title>
            <description><![CDATA[<p>●昨日、スラットキン指揮NHK交響楽団の演奏会中に地震があった。ペルトの「フラトレス」で始まり、バーバーのヴァイオリン協奏曲（ナージャ・サレルノ・ソネンバーグ）、休憩をはさんでチャイコフスキーの「悲愴」。「悲愴」終楽章の途中で揺れた。体感的にはそこそこ大きくて、NHKホールの中でミシミシとかカタカタとか何かが軋むような音がした。演奏会中の地震というのは初めてではないんだけど、なにしろ「悲愴」の終楽章なので、なんだか微妙な気分に。天井を見上げて、落ちてくるものがないかと確認してしまった。<br />
●これも一年前なら同じくらい揺れてもたぶん気にしなかった。ホールは耐震構造だから、あわてることはない、と。でも今は恐怖を感じる。客席はざわついたが、演奏は何事もないかのように続いた。気のせいか、むしろ揺れた後のほうが集中度が高まっていたような……。<br />
●近くに座っていたオバちゃんは揺れた直後、携帯の画面を見ていた。電波は届かないよういなっているから、なにもわからないと思うのだが。終演後、確認すると山梨県東部・富士五湖震源で最大震度４。渋谷区は震度２なのでぜんぜん大したことはなかった。<br />
●以前、ネルソンス指揮ウィーン・フィル来日公演の最中に地震があったのを思い出した。場所はミューザ川崎。あのときもみんな平然と弾き続けていたっけ。<br />
●<a target="links2" href="http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/">地震履歴</a>。毎日日本のどこかが揺れている。地震のない日はほとんどない。</p>]]></description>
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            <pubDate>Mon, 30 Jan 2012 01:02:01 +0900</pubDate>
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            <title>来月のレイチェル・ポッジャー「トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012」</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a target="links2" href="http://www.triphony.com/concert/20120218topics.php"><img alt="ポッジャー・フェス" src="http://www.classicajapan.com/wn/archives/podger_bach.jpg" width="123" height="171" class="imager" /></a></span>●2月18日と19日の週末は、<a target="links2" href="http://www.triphony.com/concert/20120218topics.php">レイチェル・ポッジャー「トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012」</a>が開かれる。これ、普通のコンサートかと思ってチラシを見たら、2日で7公演もあるんすよね。初日は11:00開演から18:30開演までの4公演、二日目は11:00開演から15:30開演までの3公演。もちろんポッジャー一人で全部弾くわけではなくて、ポッジャーのヴァイオリン・ソロ（＋α）、チェンバロのディエゴ・アレスの「ゴルトベルク変奏曲」、ポッジャー＋ブレコン・バロックのコンチェルトといろんなパターンがあっての7公演。<br />
●両日とも最後の公演がコンチェルト。曲目はそれぞれ違う。二日目のほうがテレマンが一曲入っていて楽しそうだが、初日の演目も捨てがたい……。ディエゴ・アレスの「ゴルトベルク変奏曲」のみが両日共通プロ。ポッジャーのソロは全部聴けば無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータをコンプリート可。うーん、これはパズルみたいだぞ。両日通すなら悩みはないが、片方だけ行くとすると、どちらのどの公演を選ぶのがベストか……。<br />
●その週末はほかにもたくさんの公演があるから（Ｎ響、新国、二期会、イザベル・ファウスト等々）、なんなら別のホールの公演と組み合わせてハシゴするという手もあるわけだ。勝手音楽祭、みたいな。<br />
</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">News</category>
            
            
            <pubDate>Fri, 27 Jan 2012 09:10:11 +0900</pubDate>
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            <title>上岡敏之指揮読響のモーツァルト＆マーラー</title>
            <description><![CDATA[<p>●昨晩は上岡敏之指揮読響定期へ（サントリーホール、25日）。モーツァルトの交響曲第34番ハ長調とマーラーの交響曲第4番（キルステン・ブランク独唱）。大らかでロマンティックなモーツァルト。指揮は踊るよう。左手で背後のバーをつかんで右手の指揮棒を第一ヴァイオリンに向かって差し出すと、片足がぴょこんと上がる。近くに座っていたおばさまが「あら、おっほっほっほっ」と小声で笑った。いいじゃないすか。<br />
●後半のマーラーは期待通りの？上岡節が炸裂。自在に動くテンポ、頻出するポルタメント、ピアニシモの強調。ほかの誰からも聴けない独自のマーラー。おもしろい。第3楽章の終わり、ゆっくりゆっくり静かに終わって、すぐに第4楽章に入らずに普通の楽章間のように間を置いた。<br />
●現在のスタンダードからはかなり距離があるから「変わっている」と感じるが、マーラー当人がメンゲルベルクによる指揮を高く買っていたのだとすると、なにがオーセンティックでなにが異端なのかはわからない。<br />
●テレビ入っていたので、いずれ日テレで放送するかと。<br />
●マーラーの第4番。真摯で美しい曲だけど、グロテスクで怖い曲でもある。第1楽章冒頭の鈴は「かわいい」じゃなくて、「怖い」。Ｒ・シュトラウスは「なんちて」が付く作曲家だけど、マーラーは常に「マジ」。マジな人のユーモアは怖い。Ｒ・シュトラウスだったら「ティル」でも「ドン・ファン」でも最初の数小節で愉快な気分になり「ワッハハハハハ」と笑える。「死と変容」みたいにマジメくさっても「ふふふ」と笑える。マーラーが笑うと怖い。泣いたりわめいたりしてくれているほうが安心できるタイプ。<br />
</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">News</category>
            
            
            <pubDate>Thu, 26 Jan 2012 10:55:10 +0900</pubDate>
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            <title>雪の上を歩く</title>
            <description><![CDATA[<p>●雪である。東京にしては珍しく雪が（少しだけ）積もった。今日はまた一段と寒くなって、雪がなかなか融けてくれない。道のあちこちがところどころ凍っていて、歩くのに苦労する。滑ってはいけない。こういうときはゆっくり歩くべき。ザクッ、ザクッ……ザクッザクッ。一歩一歩ゆっくりと雪を踏みしめながらのろのろ歩く。これ、なんかに似てると思ったら、ゾンビ歩きではないか。あまりだらだらと歩いていると、ヤツらとまちがえられたりしないだろうか。<img src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=18165&pid=880574400" height="1" width="1" border="0"><br />
●<a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=18165&pid=880574400" target="_blank" >hulu</a>の「ウォーキング・デッド」、おもしろすぎてヤバい。まだ途中なので、今度改めてご紹介したい。<br />
●マリノスから渡邉千真と長谷川アーリアジャスールがともにFC東京に移籍。なぜなんだろう。いつも才能のある若い選手が入ってくるとしばらく使われた後、よそのクラブに移籍する（そして大活躍する）。攻撃陣の補強のために35歳のマルキニョースを獲得した。大黒将志や中村俊輔もいる。昨年世代交代を促進するために大量に選手を放出したのかと思いきや、いつの間にか逆流している謎。来季は大雪の予感。</p>]]></description>
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            <pubDate>Tue, 24 Jan 2012 22:15:22 +0900</pubDate>
        </item>
        
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            <title>オペラ「高野聖」</title>
            <description><![CDATA[<p>●昨日は新国立劇場中劇場で池辺晋一郎作曲の新作オペラ「高野聖」（日本オペラ協会主催、大勝秀也指揮オーケストラ･アンサンブル金沢、日本オペラ協会合唱団）。東京での二日目、全席完売。お隣の大劇場は同じ時刻に「ボエーム」だったようで、いつにもましてホワイエがにぎわってた。<br />
●原作の泉鏡花「高野聖」って今どれくらい読まれているんすかね。1900年の作だっていうから、100年以上経っている。Ｒ・シュトラウスでいえば「英雄の生涯」より新しいけど「家庭交響曲」や「サロメ」より古い（←どんな比較だ？）。でも意外と古びてないといえば古びていない。若い坊主が山奥で妖女に出会い心を通わせるという幻想譚。設定はマスネの「タイス」を連想させるけど、筋立ては違う。オペラになると山奥という閉塞空間の中での坊主（中鉢聡）と女（川越塔子）の対話が目立ち、むしろ男女逆転版のバルトーク「青ひげ公の城」の趣。女が川の水を浴びる場面に「サロメ」を思い出す。<br />
●第1幕後半、秘密の谷川の場面からが秀逸。精彩に富んだオーケストレーションで坊主と女の心の動きを雄弁に描く。よく考えると舞台上では女に背中を流してもらったついでに体がくっついたくらいのことして起きていないわけだが、音楽の力で坊主の抗うことのできない高揚と恍惚とを鮮烈に伝える。一方でコミカルな部分も多い（原作もそうなってるはず）。客席はやや遠慮がちだったけど、笑える場面はたくさんあった。<br />
●日本語歌唱は聴き取りやすく（でも字幕は読む）、そもそもの日本語が美しい。原作でも駅のことを「ステイション」ってカタカナ語で言ってるんすよね。ただ、基本的に原作を忠実に追ったためか、オペラとしては全般に説明過剰かも。特に2幕に入ってからなんだけど、すでに視覚で十分に説明がされていることを、重ねて登場人物の口から歌うことになる（あの馬は富山の薬売りだったんだよ……等）。動物は小道具。猿を猿のぬいぐるみ的なもので表現するのはありなんだろうか。女が谷川で着物から肩しか出さないのも、最近のすぐに全裸になるオペラを見ていると意外感あり（笑）。<br />
●テーマに普遍性があるから、今後再演を重ねる内にぜんぜん別の演出の「高野聖」が生まれてくるかもしれない。明治の日本ではなく、平成でも、西洋でも、あるいはいつのどこでもない舞台設定でもまったく問題なくオペラとして成立しそう。</p>]]></description>
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            <pubDate>Mon, 23 Jan 2012 17:55:17 +0900</pubDate>
        </item>
        
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            <title>huluが日本上陸</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=18165&pid=880574400" target="_blank" ><img alt="hulu" src="http://www.classicajapan.com/wn/archives/hulu.jpg" width="120" height="60" class="imager" /></a></span>●これは宣伝以外の何ものでもないのだが、ついに日本に上陸した<a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=18165&pid=880574400" target="_blank" >hulu（フールー）</a> が現在一ヶ月の無料お試しキャンペーンを実施中なんである。hulu（フールー）？ なんだっけ、なんかアメリカで人気の動画配信サービスがどうとかこうとか言っていたあれか！ ということで日本版サービスを眺めてみると、ユニバーサル、ソニーピクチャーズ、20世紀フォックス、ディズニー、ワーナーだのといった超メジャーどころのコンテンツがずらっと並んでいる。主に映画とテレビ・シリーズっすね。「24-TWENTY FOUR-」とか「デス妻」とか「プリズン・ブレイク」とか。で、それが見放題で月額1,480円。一ヶ月だけなら無料。<img src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=18165&pid=880574400" height="1" width="1" border="0"><br />
●で、ワタシはさっそく試している。画質のクォリティも十分。オススメである。なぜこれに飛びつくかといえば理由は一つだ。ウワサのゾンビTVシリーズ「<a target="links2" href="http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1131">ウォーキング・デッド</a>」を見るため。これ、評判いいからずっと気になってたんすよ～。これ以外に見るべきものがあるのかどうかはよくわからないのだが、ともあれゾンビまっしぐら。いや、ゾンビじゃなかった、この作品では「ウォーカー」って呼ぶんだった。ゾンビって言うと大人の事情でまずいんすかね。どう見てもゾンビなんだけど登場人物は誰も「ゾンビ」って言わない（笑）。「あっ、ウォーカーだ！」とかって。いやそれゾンビだから。ゾンビって言おうよ、ねーねー、どうしてみんなゾンビって言わないの？ とツッコミを入れつつ、見るしか。<br />
</p>]]></description>
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            <pubDate>Sat, 21 Jan 2012 22:00:00 +0900</pubDate>
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            <title>今週足を運んだコンサートから</title>
            <description><![CDATA[<p>●昨日19日（金）はスラットキン指揮Ｎ響へ（サントリーホール）。ジャン=ギアン・ケラスがルトスワフスキのチェロ協奏曲を弾いてくれた。この日のプログラムはすばらしい。ロッシーニの「どろぼうかささぎ」序曲、ルトスワフスキのチェロ協奏曲、ショスタコーヴィチの交響曲第10番。一見、ロッシーニだけが作品的に浮いているようにも見えるが、「どろぼうかささぎ」が「小間使いが盗みの濡れ衣を着せられて死刑宣告を受けるが救われる」という権力者による抑圧を描いた作品とすれば、政治的色彩の濃いルトスワフスキ作品、スターリンの死去の後に久々に発表されたショスタコーヴィチの交響曲へときれいに流れは通っている。冒頭両サイドに配置された小太鼓は死刑執行の合図なんだろうから（←といいつつこのオペラは見たことないんだけど）。<br />
●ケラスは先日のアルカント・クァルテットのときに続いて、アンコールで「どうもありがとうございます」と日本語で甲高く発声して、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のサラバンドを弾いてくれた。<br />
●こういったプログラムだと、客席は熱狂的に喜ぶ人とそうでない人に分かれやすい。盛大なブラボーにはこのプログラムを組んでくれたことへの感謝の意が込められていたと思う。<br />
●17日（火）はオペラシティの〈コンポージアム2011〉サルヴァトーレ・シャリーノの音楽。2011というのは本来昨年に予定されていたのが、地震で延期されたから。シャリーノの「オーケストラのための子守歌」、フルートとオーケストラのための「声による夜の書」、「電話の考古学─13楽器のためのコンチェルタンテ」、「海の音調への練習曲─カウンターテナー、フルート四重奏、サクソフォン四重奏、パーカッション、100本のフルート、100本のサクソフォンによる」が演奏された。客層がスゴく若い。大半が自分より若いので、普段のクラシックのコンサートと雰囲気がまったく異なる。既存の楽器から想像外の響きが次々と聞こえてくるバラエティ企画。たとえば「寝息」とか「電話の着信音」とか。最後の曲は本当に100人ずつはいなかったとは思うが、舞台が大量のフルート奏者とサクソフォン奏者で埋め尽くされるのは壮観だった。彼らのキーノイズでザーッと「雨」が降る。畏れつつ、へんなりと笑う。<br />
</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">News</category>
            
            
            <pubDate>Fri, 20 Jan 2012 17:07:17 +0900</pubDate>
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