May 2, 2003

ニッポンU23vsミャンマーU23

●やれやれ。五輪予選、ニッポンU23vsミャンマーU23。結果を知らずに帰宅して5-0か10-0かと期待しながらビデオを観ると、なんと前半終わった時点で0-0じゃないっすか。いやー、技術、体力、スピード、あらゆる面で明白に相手を凌駕しているというのに、なんすか、この若者たちの消極的なプレイは。鼠に怯える猫だな、こりゃ。
●いや、そりゃ相手が8人で自陣を守ってりゃそうそう点を取れるもんではないってのはわかる。でもなあ、なにも怖がらなくても。ちょっとトルシエが懐かしくなったっすね。トルシエだったらハーフタイムに前田あたりの胸をバーンとどついて、顔を真っ赤にしながらわめきたてたかもしれない。
●っていうか、彼らも所属チームではたくましいプレイを見せてるんだよなあ。それなのに若者同士で集合しちゃうとああなってしまう。あのメンバーで比較的しっかりしてそうなのが、下のユース年代から入ってきた角田だったりするから、U23はメンタル的に「谷間の世代」なのかも。ミャンマーなんて16歳の選手が果敢なプレイを見せているではないっすか。
●結果はロスタイムの追加点もあって3-0、主審がまちがえてオフサイドで取り消した点も認めれば4-0。帳尻は合わせた。でもやっぱり、だれかキャプテンシーを持って味方を鼓舞する選手がいないと、実力の半分も出さないうちに消えてしまいそうだ。大久保、松井、阿部、石川と巧い選手はいくらでもいるんだけどなあ。ああ、じれったい。(05/02)

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