November 24, 2003

川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島

●J2のスケジュール終了。結果的には順当に新潟と広島が昇格することになった。昨日の新潟市内は盛り上がったんじゃないかなあ。ワタシが試合を観に行った対水戸戦の印象からいうと、新潟は普段のフツーの試合から浦和レッズを超えるテンションの高さを維持している。観客動員力も最高、実力も高く、J1で戦うにふさわしい。おめでとうございます>新潟の皆様。来季のアウェイの新潟戦は大変っすよ>J1勢。
●が、その一方で勝点1の差で最終節、広島に勝利しながらも昇格を逃したのが川崎フロンターレ。新潟が負けない限り、勝っても昇格できないという厳しい条件だったので、この試合「伝説の一戦」にはならなかったのだが、非常におもしろい試合だった。川崎は美しいサッカー、中盤を組み立てるサッカーをしたいんすね。スタイル的には新潟以上にJ1的かもしれない。
●川崎の監督は石崎信弘。あのJ2時代の大分で毎年最後の最後で昇格を逃しつづけた悲運の監督で、勝点1に泣いたのがこれで3度目。インタヴューで「40数試合もあるのに、いつも最後に勝点が一つ足りない。勝点1の重さをわからないバカな監督ですよ」と自ら嘆いていたが、日本人監督では有数の実力者であることはまちがいない。責任を取って川崎を去る可能性が高そうだが、J1から引き抜きがないのが不思議。ワタシはマリノスの監督がラザロニだった頃、石崎監督引き抜いてくれないかなあといつも思ってた。石崎監督を強くオススメ>今季監督を交代するクラブの方々。(11/24)

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