October 29, 2004

こんがり焼いてみたよ、自家焙煎コーヒー

●昨日ご紹介した緑色の豆(左)、これをこんがり焼き上げると右のようになるのだ。
コーヒー生豆自家焙煎コーヒー
 というわけで、正解はコーヒーの生豆。これを自分で焼いた。甘みがたっぷりで、実に旨いのだなあ。技術がないので焼きムラだらけになってしまったが、初めてにしては大成功。焙煎直後は部屋中に濃厚なコーヒーの甘い香りが充満して、くらくらする。
●コーヒーは粉の状態ではもちろん、豆であっても焙煎してから日が経つと、どんどん味が落ちていく。良心的な自家焙煎のコーヒー店なら、焙煎したばかりの豆を売ってくれる。そういうコーヒーは、市販の大手メーカーの豆やフツーの喫茶店が出すコーヒーとは別の飲み物と言っていいくらい味が違う(簡単にたとえるなら、近所のパン屋がその日の朝に焼いた食パンと、スーパーやコンビニにあるメーカー品の食パンの違い)。あまりにも旨いので、いろいろな豆を飲んでいるうちに、どうしても自分でも焼いてみたくなった。
焙煎器●ワタシが使った道具はこの手網。市販の焙煎器を使ってもいいのだが、100円ショップにある柄のついたザルと普通のザルを上下にあわせて、手元側を二ヶ所針金で結んだだけという、きわめていいかげんな代物を自作。これに豆を入れて、ガス台で100グラムほど焼いた。焙煎の方法は、「手網焙煎のやり方」他を参考にした。なかなか奥深そうで、難度は高め。
●焙煎器や生豆はネット通販で容易に手に入る。もし自家焙煎の豆を買ったことがないんだったら、自分で焼く前に目標地点として専門店の味を確認しておいたほうがいいだろう(もちろん豆を挽くミルは必須)。焙煎済みの豆だったら、ワタシがいつも買っているのはコーヒーモルティブ下北沢というお店。知る限り、ここがワタシにとっては最強である。生豆も少量ならここで買っていいだろうが、キロ単位で買うなら生豆の専門店(ワイルド珈琲等多数あり)で購入するとぐっと安くなる。

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