February 17, 2005

ジェネレータ、機械対機械

●あ、やっぱり。昨日のJess先生ネタは大好評っすね。これって本当におかしいもんなあ。ワタシはこの種のナンセンスが大好きである(社会に害悪をまき散らさない限りは)。PCを活用した評価システムは、同じくPCによるジェネレータものと対決させられる点でおもしろさが増すわけだが、そういえばPCよりも古典的なメディアでもこれに似た現象があった。
●ちょっと昔だが、電話で「着物に関するアンケート」とやらがかかってきたのである。それが実に乱暴で、かけてきたのは人間ではなく機械の自動アンケート収集システム。着物になんの関心もないワタシに向かって、「これまでに着物を購入したことはありますか。『はい』の方は1を、『いいえ』の方は9を押してください。ピッ!」などとやらかすんである。勝手に電話をかけてきて、しかも機械応答とはなんたる狼藉。この無礼者!
●しかし大丈夫だ。ワタシの「居留守番電話」がしっかりと応対してくれたのだ。

「ただいま、呼び出しております。FAXの方はそのまま送信してください。電話の方は少々おまちください」
「応答が確認できません。『はい』の方は1を、『いいえ』の方は9を押してください。ピッ!」
「ただいま、留守にしております。発信音に続いてメッセージをどうぞ。ピッ」
「応答が確認できません。質問を繰り返します。これまでに着物を購入したことはありますか。『はい』の方は1を、『いいえ』の方は9を押してください。ピッ!」
「……」
「応答が確認できません。『はい』の方は1を、『いいえ』の方は9を押してください。ピッ!」
「……」
ツー、ツー、ツー。

●現場に居合わせたワタシは感動に打ち震えていた。見事なり、機械vs機械の恐るべきナンセンスな戦いよ。

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