October 31, 2006

急に上手くなるベト7

●む、新国立劇場の「イドメネオ」、終わってしまったのか。スルーしてしまったときに限って、巷の評判が良いことに気づく。小さな声でオマイガッ!
●今週も見る、「のだめカンタービレ」第3話。冒頭の演出が見事。竹中シュトレーゼマンのベートーヴェン/交響曲第7番の指揮シーンから、そのままオープニング・テーマにつながったのが鮮やかで、ワタシは思わず「ウォーー!」とTVに向かって叫んでしまったんだが、それってナイーブすぎる?
●選曲的には原作になかったプロコフィエフ「ロメオとジュリエット」の「モンダギュー家とキャピュレット家」(騎士の踊り)が今回も出てきてくれたのが吉。予想外だ。シュトレーゼマンのテーマみたいに使われることになるんだろうか。
●コントラバスのさくらのエピソードってあんなオチだったっけ。すっかり忘れてた。竹中シュトレーゼマンの指揮姿も良かった。今回も竹中芸炸裂だが、前回の「チュー」迫りシーンは伝説だったなと改めて思う。HDDに録画を残してあるから、こんど勇気を与えて欲しくなったときにもう一度鑑賞してみよう。
●千秋指揮のリハーサル・シーンもよくできてて可笑しかった。ありえないヘタさで弾くところとか。このドラマに難点があるとすれば、ドラマとしてはあまりによくできているがゆえに、だんだんそれ以上のものを求めたくなってくるってことか。たとえば、シュトレーゼマンが指揮台に立ったときは、本当にカラヤンかクライバーが指揮台に立ったかのような音が出てこないかなあとか期待してみたり。ガキか、ワタシは。

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