July 19, 2007

そういえば先々週はブックフェアに行ってきたのだ

●ニューヨーク・フィルの次期音楽監督にアラン・ギルバート。2009/10シーズンからの就任。まだ40歳という若さ、生粋のニューヨーカーでもある。

ALAN GILBERT TO BE MUSIC DIRECTOR OF THE NEW YORK PHILHARMONIC

 「おかか1968」ダイアリーさんの記事で知りました。

●もう2週間も前の話になってしまったが、7月6日に東京ビッグサイトの東京国際ブックフェアに行ってきた。遠いし、半日仕事になるし、行くと人ごみで疲れるから迷ってたんだけど、やっぱり行ってみて正解。このブックフェア、毎年4日間の日程で開かれていて、平日の前半2日は一応商談モードで業界関係者向け、後半2日間は一般読者もOK。実はブックフェアでは本を割引価格で購入できるので、一般読者にとっても意味大ありなのだ。超大手出版社以外の本で、少々値の張るようなものをまとめ買いするために足を運ぶ人も結構いるんじゃないだろうか。たとえば国書刊行会とか白水社とかみすず書房とか法政大学出版局とか、そのあたりの人文出版系とか。このあたりは基本的に2割引かな。ちなみにブックフェア自体の招待券はサイトからプリントアウトできたと思う。って、これ完全に来年の話だ(笑)。
●ブックフェアでは例年、同じ会場でデジタルパブリッシングフェアというのも開催されていて、買い物以外では(笑)こちらに見るべきものが多い。今年元気だったのは、まずGoogleのブック検索(書籍の中身の全文検索。この件については日経パソコンオンラインで書いたのでそちらを参照)。もう一つはケータイで読むマンガ。各社いっせいにサンプルを展示していて、ワタシも「ピアノの森」とかためしに読んでみたけど、これが実に読みやすい。マンガのコマを自然な形で追いかけるようにスクロールしてくれる。違和感なくサクサク読めて感心。テキストのみの書籍よりもずっと工夫がされている印象で、やっぱりビジネスとしての需要があるところに知恵が生まれるんだなあと実感した。
●あ、そういえば会場の一角でクラシックのCDのバーゲンみたいなのもあったけど、あれってなんだったんだろ。買うべきものがあるとは思えなかったから近づかなかったけど。

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