January 21, 2009

ニッポンvsイエメン@アジアカップ予選

ニッポン!ニッポンvsイエメン。この試合、アジアカップ2011の予選なんである。今、ワールドカップ出場を目指す最終予選が開かれている最中だが、それと並行してアジアカップの予選もスタートした。「アジアカップに予選なんてあったっけ?」などと、つい不遜なことを考えてしまうわけだが、2007年のオシム・ジャパンが4位に終わったため、予選から戦わなければいけない。
●で、イエメン戦だ。「あー、アジアカップに予選なんてメンドくさいなー」と思っていたのに、先制したものの追いつかれて、「まさかアジアカップで予選敗退して本大会に出場できないなんてこともありうるのか」と、かなり悲観的な気分になってしまった。ていうか、これ、何代表? A代表ともB代表ともU23代表ともJ1&J2オールスターズともつかない不思議なフレッシュすぎるメンバーで、いっとき中盤に香川と乾のセレッソ大阪コンビが実現したときは、眩暈がした。ニッポン代表の中盤2人を一クラブから輩出するほど、日本の2部リーグのレベルは高いんだ……。
●いや、スマソ、これは僻みであり負け惜しみ。セレッソの乾貴士は野洲高校を出てマリノスに来てくれた選手なのだ。しかしマリノスは乾にうまく出場機会を与えることができず、セレッソに移籍させることになってしまった。その乾が本日代表デビュー。この気分をクラヲタ的にたとえるならば、チャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」で、かつて袖にしたタチアナに再会したらあまりに美しい貴婦人になっているのに驚いて惨めに求愛して玉砕するオネーギンの気分。乾、戻ってこい……。
●結果は2-1。さすがに勝ったことは勝った。ニッポンのゴールは岡崎、田中達。
●このメンバーは書いておかねば。GK:川島-DF:寺田、高木和道、駒野、内田-MF:中村憲剛、青木、香川(→金崎)-FW:田中達也(→乾)、岡崎、興梠(→巻)。若手を呼んで合宿して試合をしたら、やっぱり田中達とか憲剛とか駒野は頼りになるなとわかった試合、かも。アジアカップ予選を世代交代の好機とするのはぜんぜんまちがってないと思うんだけど、どうしてこんなに釈然としない気分が残るのかなあ。香川のプレイの軽さがダメなんだろか。いや、それだけのことで?

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