March 9, 2009

開幕サマータイム

マリユニ●この週末にJリーグ開幕。スタジアムでもテレビでも一試合も見れなかったのだが(ら抜き)、その結果は恐ろしく憂鬱なものだった。マリノス 2-4 広島。2部から昇格してきたチームを相手にホームでの開幕戦で4失点。今の体制では降格もありうると覚悟してはいたが、いきなりこんな結果が出てしまうとは。やはり昇格した山形に2-6でホームで敗れた磐田と双璧をなす、心は土砂降りフットボール地獄。逃避したい。逃避しよう。いや待て待て、これが逃避先じゃないのか。
●今日、少し珍しいサロンコンサートを聴きにでかけ、ピアノのあるサロンという存在に軽く羨望を覚えたのだが、しかし仮に理想的な空間と優秀なピアニストを自由にできると空想して、そこでホストになるのとゲストになるのはどちらがより楽しいのかと考えたら意外とどちらも大変なような気がしてきた。空想なので、演目は小さな場所にふさわしいものを選ぶ。ハイドン、モーツァルト、スカルラッティ、ヘンデル、バッハ。ラモーとかクープランでもいい。空想上のホストであるワタシは、自分で焙煎したコーヒー豆を持参し、近所の最高にうまいケーキ屋の菓子といっしょにゲストにふるまう。すばらしい音楽を聴いていい気分に浸っていると、ゲストの中に気難しいクラヲタがいて災厄をもたらす。たとえば……そうだなあ、「前回のピアニストのAには満足したが、今回のBはつまらない」と言い出し演奏者を面前罵倒、そのつまらなさについてまったく理不尽で不当な理由を並べた挙句、入場料を返せとか別のヤツに弾かせろとかオレが持ってきた名盤評論家荒栗紺鰤雄先生ご推薦のこのCDをみんなで聴けとか、とにかく無理難題を並べる。空想上のワタシは、もうこんなヤツの相手をするのはヤだといって、ホストを辞める。ホストの場合、そんな苦労が想像できる。ではゲストになるとどうなるかと言うと、その空想上のサロンではもちろんワタシが厄介なクラヲタになって思う存分暴れまくるのだ。
●マリノスのディフェンスが崩壊すると白昼夢が活性化する。
●欧州より一足先に、3月8日から米国は夏時間に移行してるんすよ。ネットラジオ関係は要注意。ていうか、そもそも「サマータイム」っていう言葉がどうなんすかね。実際には一年の内、過半が夏時間じゃないですか。まだ冬なのに「サマータイム」だし。だったら「サマータイム」のほうを標準時に変更して、冬のみ「ウィンタータイム」を採用することにしたらどうなんだろ。いやそれもわけわからんか。
●エアコンが普及した現在、「夏時間を採用するとエネルギー消費量は逆に増える」という説。

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