July 15, 2010

ワールドカップ2010南アフリカ大会ベストイレブン発表!

南ア2010●もう午前3時30分に目が覚めても試合の中継はない。祭は終わったんである。ワールドカップ2010南アフリカ大会を総括したい。まずは恒例、ベストイレブンの発表だ。当サイトでのベストイレブンは「こんな選手が日本代表にいてくれたら」という願いを込めつつ、ニセ日本代表メンバーとして発表されるのだ。少々タレントが攻撃的選手に偏っていてポジション的には一部リアリズムを欠くが、ま、ベストイレブンとはそんなものだ。


【ニセ日本代表2010】

GK:
亀仁(Kameni カメルーン)
DF:
与吉(Jokić スロヴェニア)
照井(Terry イングランド)
丸助(Márquez メキシコ)
MF:
柴矢(Sibaya 南アフリカ)
小松(Komac スロヴェニア)
子門(Simão ポルトガル)
丸田(Malouda フランス)
FW:
江藤(Eto'o カメルーン)
倉内(Crouch イングランド)
伊亜金太(Iaquinta イタリア)

番外:
羽生(Özil ドイツ)


●ステキな選手たちが揃いましたね~♪
●今大会をワタシは存分に楽しんだ。ワールドカップとしては98年フランス大会以来のおもしろさ。2002年は極端に楽しいことと忘れてしまいたい悲しい事件が両方あって複雑な気分になるし、2006年は少し順当すぎて驚きに欠けていたためか印象が薄く、それに比べれば2010年は前半までの南米勢の躍進や後半の欧州の巻き返しなど、ワクワクするような要素がほどよくあった。
●スター選手の活躍とかスペクタクルな内容の試合があったかといえば、はっきりと乏しかったので98年に匹敵とまではいかない。
●シーズン中に毎週試合がある強豪クラブチームのほうが、ワールドカップよりずっとレベルの高いサッカーをやっている。優勝したスペイン代表の完成形はバルセロナだろう。でもクラブのサッカーにはないおもしろさがワールドカップにはある。有力選手がみんな欧州でプレイするようになっているとは言っても、まだ南米、北中米、アジアにはそれぞれのローカルなスタイルが生きていて、大会に多様性をもたらしてくれる(むしろアフリカのほうがすっかり欧州化している)。4年に1度という絶妙なタイミングが、選手やチームにさまざまな明暗をもたらすのも大きい。
●審判問題はもう飽きた。
●そんなに好ゲームは多くはなかったのにどうして2010にワタシはこんなにポジティブなんであろうかとよーく考えてみると、それはやっぱりニッポン代表が活躍したからなんだろう。2勝1敗でグループリーグを突破するなんて。決勝トーナメントはPKには負けたけど、PK戦は引き分けとカウントするものなので、トータル2勝1敗1分。いちばんよかったのはデンマーク戦なんだが、ワタシが震えたのは断然カメルーン戦の試合終了の瞬間だ。本当に勝つなんて。夢みたいだと思った。直前にチームの形をがらりと変えた岡田監督の功績であることはまちがいない。昔、岡田監督が言ってた「ランクで決まるなら試合は要らない」は正しかった。
●ニッポン戦が終わるたびに渋谷とかで若者が集合する光景は2002年っぽかった。でも写真見ると全裸の男性とか歩いてて、到底近寄れません(参照)。

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