September 23, 2010

モレノ元主審

モレノ元主審がヘロイン所持で逮捕。「元主審」っていう呼称もナンだが、モレノといえば、あの決して忘れることができない悪夢、2002年ワールドカップ日韓大会の韓国vsイタリア戦の主審だ。意味不明のカードを出してトッティを退場させたあのシーン。余裕でオンサイドだったトンマージのゴールを取り消したあのシーン。いやそんなのはあの大会で起きたことのほんの一部、たまたまクローズアップされた上っ面にすぎないんだろう。次のスペイン戦にも事件は起きた。みんなが顔を引き攣らせながら「誤審」と呼び、ブラッター会長まで大会の失敗を事実上公に認めてしまったあの悲しいワールドカップ……。
●その後、モレノはイタリアのテレビ番組に出て札束のつまったアタッシュケースを見せびらかすというギャグ(?)をやったり、母国エクアドルで審判員養成学校を開いたりといったウソみたいな話が伝えられていたが、今度はジョン・F・ケネディ国際空港でヘロイン所持で逮捕だ。それも6キロっすよ。6グラムとかじゃなくて6キロ。末端価格で計3億円なんだそうだけど、もう完全にそういう人なんすね、彼は。
●で、なにがスゴいかって、この6キロのヘロインを下着に隠し持ってたってところっすよ。どんなパンツ履いてんの? ていうか、スーパーで5キロのお米を買って持ち帰るのも大変なのに、ヘロイン6キロ下着に隠して米国入国っすよ。モレノ元主審、どんだけ力持ちなの!(←そこに感心するかっ)

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1544

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「「ワイオミング生まれの宇宙飛行士」」です。

次の記事は「「シューマンの指」(奥泉 光)」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ