January 3, 2014

謹賀新年2014。マリノス天皇杯優勝

しめなわ的な絵柄●あけましておめでとうございます。そして、祝!マリノス天皇杯優勝。
●珍しいことにリーグ戦の1位と2位で争われた天皇杯決勝。両チームの勝敗を分けたものはなにかといえば、それはすでに「リーグ優勝」という最高の栄誉を得てしまった広島とほとんど手中におさめていた優勝を最後の二連敗で逃してしまったマリノスとのモチベーションの差なのかもしれないし、準決勝で延長まで戦った広島とのコンディションの差だったのかもしれない。
●マリノスにとって広島は相性の良い相手。今季はホームでもアウェイでも勝っている。さらに天皇杯決勝でも勝って3連勝してしまったわけだ。おまけに昨季も1勝1分。そんなこともあって、リーグ戦で広島が連覇しているという事実がいま一つピンと来ていない。マリノスは伝統的に広島とか浦和、磐田あたりには強い。ポゼッション重視の攻撃的なサッカーを相手にすると、ぴたりとかみあうのかも。苦手なのは新潟、東京、鹿島。
●マリノスはマルキーニョスがすでに退団済、2番手ストライカーの藤田祥史は累積警告で出場停止。で、どうするのかと思ったら端戸仁をトップに置いて、ノートップ調の4-2-3-1。前半17分、右サイドバック小林祐三の細かいドリブル突破から、こぼれ球を端戸が齋藤に出して、齋藤が思い切り蹴りこんで先制。その4分後、俊輔のコーナーキックに中町が頭で合わせて、キーパー西川が弾いたボールを中澤がヘディングで押しこんだ。そのまま2-0で完勝。マリノスの選手たちは優勝したのにはっきりとリーグ戦の悔しさを引きずっていて、表情が硬い。対照的に樋口靖洋監督は思い切り嬉しそう。まあ、これはわかる。立場の違いというか。
●大晦日のNHK Eテレ「クラシック・ハイライト 2013」、反響の大きさにたじろぐ。紅白裏といえども(いや、だからこそ?)、他のメディアとは桁違いに大勢の方が見ていることを実感する。これから録画でご覧になる方もいらっしゃるかもしれないので、あらかじめ言っておくと、ゾンビの話題は出てきません。東京クヮルテットの「ヮ」に突っ込んでません。
●東京クヮルテットの引退によって、もう小さい「ヮ」は不要なのではないかという意見があるが、好きな人に小声でささやくときに使えると言っておきたい。例。ヵヮぃぃょ

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