August 6, 2015

ニッポンvs韓国@東アジアカップ2015

ニッポン!●うーむ、またしても苦しい試合になってしまった。東アジアカップの第2戦、ハリルホジッチ監督は初戦からメンバーを何人か入れ替えてきた。前の北朝鮮戦がひどかったこともあるだろうが、選手の消耗度を考えても替えるしかないのか。気温はかなり高そう。継続的な前線からのプレスをあきらめて、しっかりと守備ブロックを整えて守る姿勢が目立ったが、アジアの大会でボール支配率36%のニッポン代表を目にすることになろうとは。
●GK:西川-DF:遠藤航、森重、槙野、太田-MF:山口蛍、藤田直之-永井謙佑(→浅野)、柴崎、倉田(→川又)-FW:興梠(→宇佐美)。鳥栖の藤田とガンバ大阪の倉田は代表デビュー、かな。前半26分、森重のエリア内でのハンドがありチャン・ヒョンスがPKを決めて韓国が先制。これはまたしても……と思ったが、前半39分に山口蛍の鮮やかなミドルで1-1の同点に。後半、ニッポンは攻撃の選手を交代しつつ、前線の選手の並びをさまざまに入れ替えるが、このまま引分けに。韓国のトップに2m近い選手がいたので、前の試合と似たような展開にならないかと、終盤はひやひやさせられた。
●守ったために支配率が下がるのは悪いことではないにしても、パスミスがあまりに多かった。カウンターのチャンスがかなりあったにもかかわらず、決定機にまで至らない。足元にボールが収まる選手も少ない。永井、興梠にもう少し確実性があれば。永井に代わった浅野も絶好の形でペナルティエリア内にまで侵入しながら、決断力を欠いてチャンスをふいにしてしまった。
●日程面から準備が不足しているからなのか、国内組にタレントが不足しているのか。3戦目の中国戦は内容が問われるところだが、なにしろ相手のホームゲーム。荒れた試合にならないことを願うばかり。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「映画「ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏」」です。

次の記事は「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2015~大野和士&都響篇」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ