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June 8, 2017

ニッポンvsシリア@キリンチャレンジカップ2017

ニッポン!●来週にワールドカップ最終予選の対イラク戦(アウェイ)を控えて、仮想イラク的な相手としてシリア代表との親善試合。場所は味スタ。録画観戦。ハリルホジッチ監督はかなりメンバーを入れ替えているのだが、特にセンターバックでずっと吉田とコンビを組んでいた森重を外したのが驚き。じゃあ、相棒はだれになるのかと思ったら、昌子が抜擢された。GK:川島-DF:酒井宏樹、昌子、吉田、長友-MF:山口(→井手口)-今野(→浅野)、香川(→倉田秋)-FW:原口(→乾)、久保(→本田)-大迫(→岡崎)。
●前線は大迫、久保、原口。ハリルホジッチ体制の新しいレギュラー選手たちというべきか。本田も岡崎もベンチからのスタート。キーパーは西川が代表から漏れているので、川島が正キーパーだろう。山口をアンカーに置き、インサイドハーフを香川とケガから復帰したばかりのベテラン今野が務める布陣。が、開始早々に香川がケガで倉田秋と交代。結果的にこの中盤がうまく機能せず、前半は苦しい展開に。シリアは予想以上にモチベーションが高く、アグレッシブ。相手の強さに耐える前半だった。中盤でボールを奪えず、攻撃面でも久保は孤立気味。ほとんど有効な攻撃が見られず。
●後半、ハリルホジッチは久保をあきらめ、本田を投入。しかし後半早々にショートコーナーからマルドキアンの頭で決められて失点。マーカーは昌子だった模様。とはいえ、全体を通して見れば昌子と吉田のコンビは悪くなかったのでは。その後、山口と井手口が交代。こうなると中盤は井手口、今野、倉田秋というガンバ大阪コンビがずらりとそろう。ガンバの人材が豊富なことはまちがいないんだけど、一方でかつて層の厚かったはずの代表の中盤がJリーグ勢で組まれることをどう受け止めるべきなのか。後半13分、左サイドの長友にいい形でボールが出て、キーパーとディフェンスラインの間にきれいなクロスボールを入れ、飛び込んだ今野が蹴り込んでゴール。またも今野のゴールが生まれるとは。1-1の同点。
●ここから原口に代えて乾、今野に代えて浅野を入れてから、ニッポンはボールがスムーズに回り出した。浅野が前に入って、代わって本田が中盤に入ったのだが、これで格段に中盤でボールが落ち着くようになった。本田のインサイドハーフは大いに有効かと。乾の足元の技術の高さは、上手い選手が多いニッポンのなかでも頭一つ抜けている感じ。ロングパスをぴたりと吸い付くようなトラップで足元に収め、小気味よいドリブルでペナルティエリア内に侵入する。ああいうプレイを見るともっと代表で活躍してなきゃおかしいと思うんだけど、でも実際にはなかなか定着できないんすよね。それもわからなくもないんだけど……。後半はシリアの運動量が落ちたこともあって、次々とニッポンがスペクタクルな攻撃を展開、しかしゴールには至らず、ドロー。結果に大した意味はないのだが、前半のように中東勢のアグレッシブさに受け身に回ると厳しいということがよくわかった試合。立ち上がりがうまくいけば、これがそのままイラク戦の先発メンバーになったと思うが、機能しなかったのでどうしたものか。香川が使えないなら、本田をそこに入れるかも。