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August 30, 2017

サントリーホール リニューアルオープン説明会&内覧会

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●29日はサントリーホールのリニューアルオープン説明会&内覧会へ。7か月ぶりに足を運んだサントリーホール。これまでにも改修のために休館することはあったが、これだけ大規模な改修工事は初めて。市本徹雄総支配人と堤剛館長よりリニューアルオープンについての説明があり、続いて内覧会が開かれた。
●今回の改修ポイントは3つ。1つは伝統の継承。音響およびホール内の雰囲気についてはこれまでと変わらないように留意されている。客席椅子の布地やクッション、舞台床板が張り替えられているが、ぱっと見ではわからないかも。ブルーローズ(小ホール)床の寄せ木細工も全面張替え。オルガンはパイプを取り外して中を掃除するなど、オーバーホールと整音が行われた。特にオルガンは開館以来のオーバーホールで、6名の専門家がオーストリアから来日して2か月をかけたとか。

●2つめはダイバーシティデザイン。新たに段差のないエントランスが増築された。さらに2階客席へのエレベーターも新設されている。1階ホワイエにもスロープが作られた。これまではホワイエの片隅にある昇降機で車椅子に対応していたのが、これがなくなって、スロープができた。また、トイレも増設。多くの聴衆にとって最大の変化と言えるのがトイレかも。2階にあった従来のトイレの場所が女性用になり、男性用はその奥に配置されることに。実はこの日の内覧会に限って、男性も女性用トイレのなかに入ることができたのだが(オープンしたら金輪際入れない場所だ)、女性用トイレってこんなに広いんだ!と感動。新たに空室表示サインが導入されたほか、化粧直し用カウンターも設置、また入口と出口を分けて導線が改善されている。すばらしい。男性側も改善されていると思うのだが、一部のレパートリーに特有の長い「男たちの行列」がどうなるかは、実際の運用が始まってから確かめたいところ。

●3つめは個別設備の一段の充実。照明のLED化、館内へのデジタルサイネージの導入(これも目に付きやすい変化)、楽屋内の家具の更新、ミキシング・コンソールの更新等。以前からそうだけど、楽屋は快適そう。ふー、暑いから、せっかくの機会だしシャワー浴びちゃおうかな~(ウソ)。
●内覧会の合間にはオルガンの演奏も。鈴木優人さんがバッハの前奏曲とフーガ ト長調BWV541とエルガーの「威風堂々」(!)を演奏してくれた。普段とちがって客席がまばらなので、よく響く。レセプションで優人さんに尋ねてみると、オーバーホールの効果は弾いてすぐにわかるのだとか。

●内覧会となると普段は行けないところに行けるんだけど、多くの人がまず舞台に立つんすよね。やっぱり立ちたくなるものなのか。これは改修とは関係ないんだけど、舞台に立つと客席がすごく近く感じる。最前列のお客さんなんて手を伸ばせばすぐ届きそうな気がするくらい。

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