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November 21, 2019

ニッポンvsベネズエラ代表@親善試合

ベネズエラ●またベネズエラと試合をするのか……と思わなくもない、代表ウィークの親善試合。今回、森保監督はワールドカップ予選のキルギス戦アウェイをベストメンバーで戦った後、メンバーから多くの欧州組を所属チームに帰し、代わりに国内組の選手を補充した。そんなわけで、メンバーはA代表控え選手組+B代表くらいの感覚。会場は吹田。結果は1対4で惨敗。前半だけで4失点して試合は終わってしまった。内容的にも森保ジャパンのワーストゲームだろう。
●メンバーはGK:川島-DF:室屋、植田(→三浦弦太)、畠中槙之輔、佐々木翔-MF:橋本(→山口蛍)、柴崎-原口(→井手口)、浅野(→永井)、中島-FW:鈴木武蔵(→古橋亨梧)。ホームでFIFAランクで同程度の相手と戦いながら、ここまでやられてしまうとは。ボールをつなごうとするニッポンに対して、ベネズエラは強いプレスをかけて自由を奪う。攻守の切り替えの早さもベネズエラが一枚上手。なのだが、なによりニッポンは両サイドで一対一の攻防で負け続けたのが痛い。キルギス戦と同じようにニッポンの左サイドが大きな弱点に。といってもサイドバックは長友ではなく佐々木翔。もう見ていて気の毒なほどで、ほとんどの失点に絡んでいたのでは。おまけに同サイドでカバーすべき中島が自己中心的なプレイを連発、守備がまったく足りていない。前半8分はニッポンの右サイドで室屋が交わされクロスを入れられ、逆サイドで佐々木が競り負けてシュートを決められるという、両サイドが失点に絡む形。以降もサイドから崩される形が続いて、どんどん失点する。前半で4点を失って場内は大ブーイング。後半に相手の攻勢が弱まるのは当然のことなので、もう見る気にはなれず。ニッポンの一点は山口蛍だが、これは相手の足に当たって軌道が変わったという半ばオウンゴールみたいなもの。
●この試合を見ると、なるほど左サイドバックは長友しかいないのだと納得する。全盛期から衰えていても使い続けるしかない。佐々木翔だって若いのならともかく30歳のベテランなわけで、こんなに人がいないものだろうか。オフトジャパンの頃から、ずっとニッポンの左サイドバックは選手層が薄いと言われ続けている気がする。
●中島のプレイぶりがここまでタガが外れたようになっているのも謎。ゴールから遠いところでリスキーなドリブルをされても。守備を考えるとサイドに置くのは厳しい。この試合の収穫は、キープレーヤーを何人も欠くと格段に弱体化することが明白になった、ということか。あるいはそのキープレーヤーたちがチームを離れずにベンチに座っていたら、なにか違っていたのだろうか。