December 18, 2019

2020年 音楽家の記念年

●12月恒例、記念の年を来年迎える主な音楽家を挙げておこう……といっても、2020年はベートーヴェン・イヤーに決まってる。わかってる、ベートーヴェン一色になることは。すでに19/20シーズンからベートーヴェン・イヤーはすでに始まっている。だから、以下のリストはベートーヴェンの陰に隠れる人リストと言い換えられるのかも。ベートーヴェン・イヤーで盛り上がっている最中に、いったいだれがブルッフ没後100年やヴュータン生誕200年を祝おうというのか。
●なお、ベートーヴェン以外は100年単位で区切りを迎える人を挙げておく。50年区切りだと約25人に一人の音楽家は該当するわけでありがたみがないし、ぜんぜんキリもよくない。「ベートーヴェン250」だけは特別。

[生誕100年]
ブルーノ・マデルナ(作曲家、指揮者)1920-1973
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアニスト)1920-1995
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮者)1920-1995
アイザック・スターン(ヴァイオリン奏者)1920-2001
諏訪根自子(ヴァイオリン奏者)1920-2012
リタ・シュトライヒ(歌手)1920-1987
ラヴィ・シャンカール(シタール奏者)1920-2012

[没後100年]
マックス・ブルッフ(作曲家)1838-1920

[生誕200年]
アンリ・ヴュータン(ヴァイオリン奏者、作曲家)1820-1881
ジョージ・グローヴ(グローヴ音楽辞典初版編集者)1820-1900

[生誕250年]
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(作曲家)1770-1827

[生誕300年]
ヨハン・フリードリヒ・アグリーコラ(作曲家)1720-1774

[没後400年]
トマス・キャンピオン(作曲家)1567-1620

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「「椿姫」シンクロニシティ」です。

次の記事は「EAFF E-1サッカー選手権 韓国代表vsニッポン」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ