amazon
June 29, 2022

ユーザーレビューの点数

●たまにamazonとかで心ないレビューを見かけることがあるじゃないすか。どんな商品でもレビューに晒されることは避けられない。本を書いたり、CDを出したりすれば、必ず点数を付けられるのが今の世。それだけじゃない。Googleマップを見れば、近所のあらゆるレストランや個人商店にも容赦なく点が付けられている。こういうのを見ていると、いずれはごく普通のサラリーマンにも点が付くようになるんじゃないかと思う。レビューサイトに名刺が晒されて、〇〇社の営業3課の××さん、星3つ、みたいに。
●でもamazonで納得いかないレビューを付けられたすべての人々を勇気づけるような発見をしたんすよ! 聞いてほしい。なんとなんと、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」は星4つなのだ!(本日時点)。世界文学の最高峰に位置する名著であっても、4点しか取れない! 20世紀の人類の最高到達点みたいな傑作が、レビューで「忙しい人向きではない」「頭に入ってこない」「この小説を解説した評論を読めば十分」と一蹴されてしまうのだ。ならば、凡人がなにを気にしろと?