November 4, 2022

ワールドカップカタール大会、代表メンバーが決まったけれども

ニッポン!●先日、ワールドカップカタール大会に向けてのニッポン代表メンバーが発表された。が、早くも中山雄太が負傷のため今シーズンを棒に振ることになり、離脱が決定。これから追加招集があるはず。さらに昨日のヨーロッパリーグで冨安が負傷退場したのが気になるところ。ともあれ、森保監督はこれまでの序列に従ってメンバーを選んだ。大きなサプライズはなかったけど、強いて言えば名古屋の相馬勇紀が残ったことか。大迫、原口は落選したが、柴崎、長友は残った。以下、メンバーと所属クラブ。
●GK:川島永嗣(ストラスブール)、権田修一(清水)、シュミットダニエル(シントトロイデン)、DF:長友佑都(東京)、吉田麻也(シャルケ)、酒井宏樹(浦和)、谷口彰悟(川崎)、山根視来(川崎)、板倉滉(メンヘングラートバッハ)、中山雄太(ハダースフィールド)[欠場]、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、MF/FW:柴崎岳(レガネス)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(スタッド・ランス)、浅野拓磨(ボーフム)、南野拓実(モナコ)、守田英正(スポルティング)、鎌田大地(フランクフルト)、相馬勇紀(名古屋)、三笘薫(ブライトン)、前田大然(セルティック)、堂安律(フライブルク)、上田綺世(セルクルブリュージュ)、田中碧(デュッセルドルフ)、久保建英(レアルソシエダード)。
●全体を見た率直な第一印象。「多い……」。26人もいる。従来は23人だった。この3人の増枠がかなり効いていて、だいぶ緩くなった。もともとサッカーには11のポジションがあるわけで、単純に各2名として22人、それにキーパーは出場停止を考えるともう1名必要なので計23人。実際には左も右もできる選手、一列前や一列後ろもできる選手がいるので、多少余裕ができるわけだが、本来23人が「ぴったり」サイズ。3人の増枠で、監督の自由度が増した。この枠があれば、カズも落選しなかっただろうに……(←いつの話だ)。なお、交代枠も3人から5人に拡大しているので、(特に攻撃の)控え選手の出番は増える。
●あと、今回の大会なんだけど、まさかの11月の変則開催になったじゃないすか、中東の気候のために。これって、われわれファンの側にも大きな影響があるはずで、予測不能なところがある。だって、今まで忙しい忙しいと言いながらも意外と試合をたくさん観れていたのは、ひょっとして夏場だったからじゃないのかな、と。はたして11月にどれだけ試合を観られるものか。