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October 14, 2025

ニッポンvsパラグアイ 代表親善試合

●10日はニッポンvsパラグアイの代表親善試合(パナソニックスタジアム吹田)。テレビ中継あり。今回の代表ウィークはホームでパラグアイとブラジルの2連戦。強豪相手の理想的なマッチメイクに成功した。が、ニッポンはけが人が続出、主力を多く欠くことに。遠藤航、三笘薫、守田英正、板倉滉といった大黒柱が招集外。久保建英は招集したがけがで使えるかどうかはわからず。さらにディフェンスラインは町田浩樹、伊藤洋輝、冨安健洋が長期離脱中。さすがに選手層が薄い。いつもの森保監督ならパラグアイはBチームで、ブラジルはAチームで戦うところだが、パラグアイ戦にも主力をそこそこ使わざるを得なかった様子。
●布陣は3バック。3-4-2-1。メンバーはGK:鈴木彩艶-DF:瀬古歩夢、渡辺剛、鈴木淳之介-MF:伊東純也、佐野海舟(→藤田譲瑠チマ)、田中碧(→町野修斗)、中村敬斗(→斉藤光毅)-堂安律(→相馬勇紀)、南野拓実(→鎌田大地)-FW:小川航基(→上田綺世)。よかったのは佐野海舟。遠藤航の後継者。しかし、試合は苦戦。ボールは持てるが、さすがにパラグアイは堅守。一対一、球際が強い。ふだんからブラジル、アルゼンチンと戦っているパラグアイにすれば、相手にボールを持たせておいて、隙を突いて手数の少ない攻撃で得点するのはお家芸だろう。前半21分、浮き球の縦パスがミゲル・アルミロンにドンピシャで渡って、キーパーとの一対一を決めて先制ゴール。こういったゴールに直線的に向かう縦パスから得点が生まれる確率はかなり低いはずだが、パスの出し手にノープレッシャーとなると、マークを振り切って走り込んだ前線の選手にぴたりと合ってしまう。全般にプレスのはまりはもうひとつ。
●この直後に、小川がペナルティエリア内から豪快なシュート、キーパーは弾いたが、ボールが高く上がってそのままゴールに入って同点。後半19分にパラグアイがクロスボールにディエゴ・ゴメスが頭で合わせてふたたびリード。パラグアイが逃げ切りそうな展開だったが、後半44分に入った上田綺世が終了間際に同点弾。右からの伊東の速いクロスがファーまで抜けて上田が倒れ込みながら頭で決めた。これはいい形。ほぼ負けゲームだったが、ドローに。2対2
●代表デビューの斉藤光毅が果敢にドリブルで仕掛けていたが、まったく相手に脅威を与えられず。でも好感度大。
●さて、今晩はブラジル戦。できれば万全のメンバーで対戦したかったが、どうなることやら。

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