November 2, 2002

アジア・ユース決勝

●はー、負けたか。アジア・ユース決勝、ニッポンvs韓国、延長Vゴールで0-1。部活サッカーもここまで、W杯で自信をつけた韓国サッカーに完敗してしまった……ってわけじゃない。むしろ前半なんて「あれ、韓国こんなもん?、これなら勝てるだろう」つう楽観的な感触ありあり。19歳以下の代表なので、結果より内容。最後はスタミナとパワーの放り込み合戦になって負けたようなものなので、そんなに心配する必要も感じない。
●で、この日も叫んでくれました、大熊監督。茂木の先発は大熊監督の活躍のためにあったようなものだ。なにしろ韓国応援団の「テーハミング!」コールよりよっぽどパワフルに聞こえてたからなあ、大熊監督の「茂木!」は。茂木は大変な気に入られようである。初戦からずっと、試合に出るたびに(いや出ていなくても)大熊監督はずっと茂木に大声で指示を出してたんだから。なんにも指示がなくても、とりあえず「茂木!」みたいな。
●で、もう一人の主人公、アホっぷり全開の坂田は途中出場。ゴールはなかったが見せ場はしっかり作ってくれた。中盤が韓国の攻勢に苦しんでいるときに、守備を助けるために下がって体を張ってボールをキープ。この献身的なプレイに即座に大熊監督がシャウト! 「坂田ぁー、坂田ぁー、サンキュー、サンキュー坂田! サンキュー坂田!」。うわー、マジメ一筋みたいな茂木はずっと叱られてるのに、不良の坂田は感謝されてるじゃん。
●さて、大熊監督に愛されているのはどっちでしょうか。1.茂木、2.坂田。正解は未来永劫永遠不滅の謎。(11/02)

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