June 23, 2003

コロンビアvsニッポン

●えーと、以下、ニッポンvsコロンビアの結果バレありなので、これからビデオで観る、しかも結果は知らないって方は慌ててブラウザのバックボタンを押してください。っていうか、日本時間で月曜午前4時キックオフって試合、みんなどうやって観てるわけ? 夜更し、それとも早起き? ビデオじゃ結果知らずに月曜夜までは逃げ切れないだろうし。まあ、諦めるのが常識人か(苦笑)。

結↓
果↓
バ↓
レ↓

●で、ニッポン代表の先発はGK:楢崎、DF:アレックス、宮本、坪井、山田、MF:中田コ、遠藤、小笠原、ナカタ、FW:大久保、高原。出場停止の稲本、負傷の中村俊輔に代わって、中田コ、小笠原が出場、中一日で3戦という強行軍を同じメンバーで乗り切るわけである。さすがに疲れがあった。
●一方のコロンビア、メンバーは何人か代わっていたがスタイルは徹底的にコロンビア。もう呆れるほどのパスのウマさ、キープ力の高さで、開始早々から華麗なパスワークでニッポンを翻弄、最初にニッポンがボールを触るまでに10本以上パスをつなげられた気がする(く、悔しい)。技術ではニッポンもよく対抗してたけど、しかし完敗っすね。
●引き分けでも先に進めるニッポンだったのだが、痛かったのは2つ。まず今大会通してそうなのだが、高原のシュートがどうしても入らない。動きは素晴らしいんだけど、ポストを叩いたり、わずかに逸れたりで、決まらない。もう一つはディフェンスのミス。今日は少し恥ずかしいミスから失点してしまった。中盤で伝統国と互角に戦っていても、こういうポカの数はニッポンは多いっすよね。ここまで結果を残してきたけど、ディフェンス・ラインはこれでいいとはどうしても思えない。ただし、山田は今までで一番良かった。
●俊輔の代役、小笠原のできも良くない。後退出場、じゃない、交代出場の永井、松井、奥はなにもできず。結局、0-1で敗れてコンフェデ杯敗退が決まってしまったが、この第3戦に関してはつまらないミスで負けただけに悔しい。地力の差で負けるのはしょうがないが、先に失点したために「引き分けでもいい」というアドバンテージが生かせなかった。
●あと2試合戦いたかったが、これで終了、今大会の収穫はジーコ・ジャパンの美しいサッカーを観られたこと。1勝2敗で結果が文句なしにダメダメだったのにもかかわらず、「サッカーっていいなあ」つう手ごたえが大あり。選手で言えばフォワードの大久保、右サイドバックの山田。アレックスの左サイドバック起用も予想よりも成功した。主役はナカタと俊輔。それにしても気がついてみると代表にジュビロの選手がいないっすね。怪我人がいたとはいえ、ちょっと考え込んでしまった(ジーコが鹿島びいきとか、そんなくだらない話じゃなくて。念のため)。(06/23)

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