July 7, 2003

国立でエスパルスvsマリノス

●Jリーグ再開。土曜日には国立競技場でなぜか「清水エスパルス主催」のマリノス戦を観戦。他チームのサポーター様にもご同席いただき、総勢7人の大所帯で繰り出した。席はバックスタンドの一角。ワタシはもともとゴール裏の住人ではないし、非サポーター系の(つまりのんびり観戦系の)方々といっしょに見るにはバックスタンドの端っことか上方の席が適当だ……が。
●ないんである。バックスタンドにアウェイサポーター用の区域が。そもそもJALがスポンサーだかなんだか知らんが、東京のど真ん中で「清水のホームゲーム」だというのにムリがある。ところが意外にも国立競技場はオレンジだらけだったのだ。アウェイ側のゴール裏のさらにその端が真っ青で、あとはオレンジ。えええっ、ここは東京じゃないか。いつも国立や味スタのバックスタンドで見かけるマリノス・サポの皆さんはどこにいったのか。あんなに目立ってた松ギャルとか久保ギャル(←いねえよ)はどこへ。
●どうもバックスタンドの雰囲気が普段と違う。なんか客層も違うよなあ。で、来る人来る人、みんなスポンサーが配ったと思われるオレンジのTシャツを持っている。オレンジTシャツに加えて、アレックスやアン・ジョンファンのオレンジ小旗とか、JALのオレンジ団扇まで配布されている。周囲には清水ファンの皆さんがぎっしり、クソガ……じゃないお子様たちもみなオレンジで、試合なんかこれっぽちも見ずに退屈しまくっている。なんだ、なんだ、この非サッカー的空間は。ワタシは清水には十分敬意を払うが、このノリはなんだかちょっと違うぜ。
●「おらおらー、アレックスー、どこにパスしてんだよー!(怒)」「お母さん、お腹空いた~、終わるの何時ぃ?(泣)」「よーし、審判(上川さん)はオレンジ色の服を着ているぜー(謎)」。周りはオレンジ軍団に包囲された。しかし開始早々から一方的にマリノスが攻撃している。ゴールは時間の問題だが、この雰囲気でワタシはゴールの瞬間に立ち上がることができるのだろうか。やだなぁ、怖そうなオッサンもいるみたいだし。この日、拙攻を繰り返したマリノスの唯一のゴールは前半ロスタイム。決めたのは久保だが反対側なので誰が決めたか分からない。しかしボールがネットを揺らしたのははっきり見えて、瞬間的に自分の動作、脊髄反射でごく自然に決定。


「うぉおおおおおおおおーーーーーーーーー、よおおおおおおおおーーーーーし! おっしゃー! うぉおおおっっしゃー、よぉおおおおーーーし!、よしっ!よしっ!よしっ! イエエエエエエーーーーーイ!
立ち上がって髪振り乱しながら飛び跳ねて、いつもより2倍喜んでやりました。ついでに試合見ないで「8番アレックス」のオレンジ旗振ってる前のクソガキの耳元で「8番は遠藤だよー」って教えておいてやりました。スマソ、清水サポ。(07/07)

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