January 27, 2004

さらば、親知らず第2号

dentist.jpg●←ご自由にお座りください。

●ってわけで、抜いてきたですよ、歯。生涯二度目の親知らず抜歯。
●ほんっと、歯医者さんには感謝するしかないっすよね。誰だって感謝する。ワタシも感謝する。ああ、ありがとうございます、この痛み、苦しみからワタシを解放してくれて! 少々治療がしんどかったとしても、あの椅子から降りるときには心から「ありがとうございました」って言える。今回の歯医者さんも技術の面でも人間的にも信頼が置けて、何一つ不満はない。
●にもかかわらず、治療を終えて受付に向かうときに足取りがヨロヨロし、理不尽にも凌辱された気分になるのはなぜ(笑)。もうガンジーだって舌を巻くくらいに無抵抗、受付さんに何を要求されても従ってしまいそうだ。これから3時間歯を磨きつづけろといわれてもおとなしく磨きつづけるだろう。逆立ちしなさいといわれれば逆立ちする。ルパンのマネしてくださいといわれたら「フ~ジコちゃ~ん」って言っちゃう。金閣寺に火をつけろといわれたら新幹線で京都まで行く。なんだって従っちゃう。
●昔見た映画で、盗んだカネのありかか何かを白状させるために裏切り者を歯科医が拷問するっていう怖すぎるシーンがあった。これは怖い。歯医者の椅子を見た瞬間になんでも白状しちゃいそうだ。しかしもっと平和的かつ健康的な方法としては、すべての虫歯を治療して親知らずを抜いてやればいいんじゃないか。それだけで、裏切り者は絶対的な恭順の意を表してくれるにちがいない。 (01/27)

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「イギリス人の選ぶ……」です。

次の記事は「「レッツゴー!クラヲくん」 第5回」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ

国内盤は日本語で、輸入盤は欧文で検索。