March 12, 2004

発動、さいたま初号機

やっぱりキーボードは変態アサインが基本だぜ先日書いたようにウチのPCが逝ってしまったんである。オロオロと狼狽しつつ、モニタなどは使い続けることにして、本体のみ、激安ショップ・ブランドの組立て品を取り寄せた。これまではNECやDELLのような大手メーカー品を使っていたのだが、今回は埼玉にある有限会社のお品物(別に本質的な違いはない、たぶん)。いつも自分のマシンにはMobyやJean、Dmitriなどといった名前をつけてきたのだが、少し気分を変えて「さいたま初号機」と名付けることにした(ウソ)。
●で、この一週間ほど悪戦苦闘して、ようやく新たなPCの環境を構築。はー、やれやれ、マトモなPC環境がないと、ホント、落ち着かない。度の合ってないメガネを付けて生活しているようなもんだ(ってなんだよそりゃ)。
●考えてみりゃ、壊れたPCから救い出したハードディスクを、新マシンにつなげてそこからブートするのが楽チン(死語)だったんだが、ワタシがPCの蓋を開けるたびに呪いがひとつかけられそうな不吉な予感ありありで、苦手なことはしない。HALにコトバを教えるチャンドラ博士のごとく、まっさら無垢なWindows XPに一つ一つ必要なソフトウェアをインストールしていった。しかし、これはなかなか手がかかる。
●メールひとつ送受信するのも大変。まずキーアサインを変更するちょっとしたフリーソフトがないと何も打てない。IMEも自分用に徹底的にカスタマイズしないといけない。長年かけて鍛え上げられた自分専用の日本語ユーザー辞書がないと不自由だ。メーラーだってシェアウェア、ダウンロードしなければいけない。そして、スパム振分け用にPOPFileがないととてもじゃないが受信する気になれない。たかだかメール送受信にこれだけの儀式を必要とするのかよっ!
●なんだか自分が不自由でカッコ悪く思えてきた。ワタシは今後一生自分のマシンをカスタマイズし続けなければいけないのか。買ったままのPCを立ち上げてOutlook Expressでメールを読み書きできるほうが毅然として立派に見える。よし、決めた。せめてESCキーと「半角/全角」キーの入れ替えをするのはやめよう。IMEをAltキーで立ち上げるのももう止めにしよう。あ、でもCtrl+Cはコピーじゃなくて「一画面下に移動する」だよな。コピーはCtrl+K+Kの2ストローク、ペーストはCtrl+J、Ctrl+Sは「カーソル右移動」、ファイル保存はF10で……。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「ジョナサン・カラー「1冊でわかる 文学理論」」です。

次の記事は「マリノスvs浦和レッズ@J開幕」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ

国内盤は日本語で、輸入盤は欧文で検索。