July 10, 2004

ニッポンvsスロヴァキア@キリンカップ

スロヴァキア。体格は強烈だが技術が……●いやあ、近年の代表戦でこんなに印象の薄い試合もないっすね。ニッポン 3-1 スロヴァキア。実質、今回のキリンカップはアジア・カップに向けた調整試合だろうが、メンバーがそろわない。つうか、そんなことより。
●昔のワタシらは「世界のサッカー界」のこと、知らなかったよね、ホントに。だってキリンカップを本気で大会と思って、フランス代表やらユヴェントスやら(昔はクラブチームを呼んでいた)の豪華メンバーを相手に、ニッポンがどれだけ戦えるかワクワクしてたわけだから。順位とか得失点差にまでこだわって見てた。今ならわかる。欧州クラブはシーズン・オフのまっただなか。シーズンの疲れを癒すために休暇をすごし、肉体はすっかりお休みモード。嫌々ながらも割りのいいバイトだから地球の裏側まで来てくれてた、と。
●だからフランスとかじゃなくて、スロヴァキアみたいな代表マッチの少なそうな国を呼ぶのは正しい。正しいんだけど、もう熱くなれない。選手もたぶん同じだ。集中力を欠いたプレイも増えるさ、そりゃ。

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