January 2, 2005

東京ヴェルディ、天皇杯を制す

●テレビで天皇杯決勝ヴェルディvsジュビロを観戦。正月気分、しかも自分のチーム(ってマリノスね)ではないということもあって、のんびりした気分で見ていたのだが、なかなかおもしろかった。ともにパス回しの巧みさではリーグ屈指の力を持つが、タイトルがかかった試合となるとやはり中盤のつぶしあいになってしまう。華麗なプレイはほとんど見られなかったが、しょうがない。
●ヴェルディには実績ある代表選手やスター選手があまりいないが、いつの間にか若い才能の宝庫になっていた。怪物、森本のことではない。平本、飯尾のツートップ、攻撃的なアウトサイドの相馬、パワフルなサイドバック柳沢、クラシックなゲームメーカータイプの小林大悟、ベンチを暖めていたがスペイン帰りのアタッキング・ミッドフィルダー玉乃淳……。ここから何人かフル代表の選手が生まれてくることはまちがいないと思う。
●ヴェルディは1-0でリードした後に退場者を出してしまったが、その後がスゴかった。平本の一人でパワフルに突破してのゴールは鮮やか、伝説級に近い。まだ発展途上でありながらタイトルを獲ったことは大きな自信になったはず。来季は厄介な相手になりそう。
●ジュビロでなにがもどかしいかといえば前田っすね。あれだけテクニックとセンスと体がありながら、なかなか活躍してくれない。フル代表に定着して欧州に移籍すると確信していたんだが。

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テレビ観戦。久々天皇杯が観れた。毎年寝過ごしちゃうので。 とはいえ、2チームとも 続きを読む

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