March 28, 2005

華麗なプレイ、危険な観客席

●ニッポンがワールドカップ予選を戦っているってことは、ヨーロッパでも同じ週にワールドカップ予選が行われているんである。最近はクラブと代表間での選手の貸し借り(?)をスムーズに行うために、世界共通のカレンダーでインターナショナル・マッチデイが設定されている。
●で、NHK-BSでイタリアvsスコットランド。前半ホームのイタリアが圧倒、華麗なプレイを次々見せてくれて、後半は失速したものの、ピルロのフリーキック2発で完勝。イタリアはカッサーノ、ジラルディーノの2トップ、トップ下にトッティという攻撃的な布陣で、形としては中盤の底がピルロ1枚(横にガットゥーゾとかいるけど)。スコットランドの激しいチャージをものともせず、前半は見ていて楽しいサッカーを繰り広げていた。
●しかしよく見えなかったけど観客席で暴れん坊サポーターと機動隊だか警官隊だかが激しくファイトしていたようで、あれは無事だったんだろうか。
●先日のイランvsニッポン戦、日本人観客に硬貨だかペットボトルだかが投げられて軽いケガがあったというのはちょっと残念なニュースだったけど、しかし同じ試合でイラン人5名が死亡していたとは。イラン協会は日本人サポーター問題どころではない。試合終了後に観客が出口に殺到したためであるが、あの10万人収容とかいうスタジアムの異様な混雑具合は、試合中から悪い予感を感じさせるものだった。スタジアムの安全管理なんていう概念そのものがあるのかどうか。

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