May 18, 2005

「ウィンブルドン」(リチャード・ロンクレイン)

●映画「ウィンブルドン」(リチャード・ロンクレイン監督/ユナイテッド・シネマとしまえん)を観た。ウィンブルドンを舞台に、引退間際の落ち目のベテラン選手と若手女性スター選手との恋を描いたラブコメ(ていうかクラヲタっぽく書くとラヴコメ)。ヒロイン役が「スパイダーマン」のキルスティン・ダンストで、やっぱりヒロインっぽくない気がするが、誰かが「ブサかわいい」っ言ってて少し納得。勝気で溌剌とした女の子という役柄。
●「ブリジット・ジョーンズの日記」の製作者たちが贈るラヴ・ストーリーという触れ込みなのだが、テイストはかなり違う。「ブリジット・ジョーンズの日記」は現代版ジェーン・オースティンとしてあちこちを「高慢と偏見」に由来し、両者同名の男性役ダーシーを演じるのはBBC版「高慢と偏見」と同じくコリン・ファースだったりする。「ウィンブルドン」はもうちょっとたぶんハーレクイン・ロマンスなテイスト。でも本物のウィンブルドンの雰囲気はよく出ていて、ワタシも一度あのセンターコートで試合をしてみたいものだと思った。いや、一度もテニスしたことないけど。

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