December 8, 2005

そろそろウチのCDプレーヤーがヤバい

●数年前から加速度的に進行してることだけど、レコード屋に行くと過去の名盤が次々とまとめていくらの大バーゲンになってて、過渡期ならではの壮大な世界的投売り状態って感が強い。パッケージ・メディアのさよならセールスなのか。それでもワタシの場合、CDで聴く音楽と、PC内およびPC経由の音楽データとでは厳然と一線を画していて、それがなぜかといえばPCとオーディオ機器に親和性が不足しているってことに尽きる。PCのオーディオ用のラインアウトがごく当たり前のこととしてオーディオ・アンプのラインインにつながれば、CDはたちまちに特権的な地位を失う。そうなれば、「CDのデータをハードディスクにわざわざコピーする」という面倒を避けるために、ネットワーク経由で音楽データを購入したくなるだろう(もちろん自分で買ったものを自分の使い勝手のためにコピーする。ゲームだってビジネスソフトだってわざわざ直接CD-ROMドライブから読まない。ハードディスクにいったんコピーする)。
●なんてことを、最近ウチのオーディオCDプレーヤーがご機嫌斜めなので思ったりする。まだしばらくはオーディオCDプレーヤーのない生活なんて考えられないけど、CDを再生可能な機器自体は今でもいくつもある。デスクトップPC、ノートPC、プレステなどゲーム機、テレビ用のDVD/HDDレコーダーなど。これらがみんな家庭内ネットワークでつながれて、無線でウチのなかに音声やら映像のデータ飛ばして、任意のデバイス(オーディオ・スピーカーとかテレビとか)から出力できるようになれば、話は簡単なんだろうなあ。このへんにケータイとかラジオとかインターホンとかお風呂場スピーカーとか加わってくると、いろいろ楽しそうだ。ユビキタスなクラシック音楽環境を構築できて(笑)。あ、「ハイファイ・オーディオ」って視点ゼロだけど。

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