August 8, 2006

U21中国代表vsニッポン代表@親善試合

中国代表は強くなる●北京五輪世代のU21中国代表vsニッポン代表。反町ヤング・ジャパンのデビューに、アウェイながら2-0と快勝……というニュースを聞けば、「まー、そんなもんだろ」ってところかもしれないが、テレビで試合を見た感想としては、「中国恐るべし」の一言。
●前回アジア・カップ決勝では開催国中国をジーコ・ジャパンが一蹴した。あのときは極端な反日応援などが話題になっていたけど、すべての面でニッポンが一枚上手だな、やっぱりイランとかのほうが強いな、って印象だった。それがウソみたいに思えたのがこの日のU21。たまたま2点差がついたけど、中国が決定力を欠いていたというだけで、個々の選手を見ると一対一では中国が勝っていたと思う。才能の宝庫って言ってもいいくらい。個人の能力ではパワー、スピード、突破力で中国に追い抜かれているんだけど、組織力や試合運びの巧さでニッポンが凌いでいる。ごく近いうちに対中国戦は対オーストラリア戦と同じような感じになるんじゃないだろか。ちなみに中国の監督は懐かしの賈秀全(元ガンバ大阪)。
●反町ニッポンは、名古屋の本田がアウトサイドで守備に奔走していたり、苔口がワントップだったり、伊野波がリベロだったりと自由自在な感じ。GKの西川(大分)、アウトサイドの中村北斗(福岡)が良かった。でも圧巻は増田誓志(鹿島)のゴール。ペナルティ・エリアで足の裏を使ったプレイで一人ディフェンダーをかわし、中央にクロスを入れようとして、いきなり気が変わって自分でゴール右上隅にシュート。って書いても伝わんないか。なんつうか、すっごくイジワルで巧かった。お前はデルピエロかっ!みたいな。決まった瞬間、ワタシは大笑いして喜んだ。

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