August 10, 2006

ニッポンvsトリニダード・トバゴ、オシム・ジャパン・デビュー

ニッポン!●オシム・ジャパン初戦。あまりにもフレッシュな代表メンバーでどうなることかと思ったが、とても短期間で作られたチームとは思えないような動きを見せてくれた。もう選手のモチベーションも全然違う。若くて、「これから成功してやろう、新監督に実力を認めてもらおう」っていう気持ちがみなぎっていて、特に前半はとてもいいゲームだった。後で振り返ったときのために、メンバー一覧を。

GK: 川口-DF:田中隼磨、坪井(→栗原)、田中トゥーリオ、駒野-MF:鈴木啓太、長谷部(→中村直志)、アレックス(→坂田)、山瀬(→小林大悟)-FW:我那覇(→佐藤寿人)、田中達也

●ガンバ、千葉、鹿島の選手が選べないという制約があったため、これから彼らがどれくらい定着するかはわからない。準備期間の短さもあってか、浦和の選手をベースにした構成。山瀬も元浦和だし。「この選手が代表ユニを着てるなんて!」っていう新鮮な驚きが半数以上の選手について当てはまるわけで、しかも彼らはよくやった(後半は疲れたようだけど)。
●こうなってくると、自分の中でこれまでのニッポンの主力選手があっという間に「過去の人」になりつつあるのを感じざるを得ない(なんと薄情な!)。中村俊輔や小野、宮本、柳沢、稲本……。中澤なんて先日「代表から引退したい」っていう話が報道されたけど、そもそもお呼びじゃないって感じ、しないっすか? つい一ヶ月前までは日本で一番信頼できるディフェンダーだったのに。ナカタ引退なんて忘却の彼方。
●ワタシはマリノス・サポだから、マリノス視点で見ると大変おもしろい。マリノスのセンターバックは4バックなら中澤と松田、3バックになると栗原が入る。トルシエ時代は松田が代表に定着。しかし松田はジーコの不興を買う。中澤がジーコ・ジャパン。で、ジーコがいなくなって、松田が復帰するのかと思いきや、呼ばれたのは若い栗原。フォワードだって2トップなら久保とマルケスがいるけど、ニッポン代表は坂田。山瀬もケガのこともあり、マリノスでの出場試合数は少ない。田中隼磨以外はニッポン代表でありながら、クラブではレギュラー争いが待っている。
●試合はアレックスの2ゴールで2-0の完勝。一瞬、ワタシは山瀬がファルカン・ジャパンにおける岩本と重なって見えた気がしたが、これは錯覚だと思う。ファルカンとオシムじゃなにもかも違うんだし。
●彼方の暗雲。オシムとTVメディア、オシムとスポンサー。この関係性に平和あれ。

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peter crouch&classical musicを中心に - [サッカー] (2006年8月10日 08:08)

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