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September 7, 2006

どこかで見た光景。イエメンvsニッポン@アジア・カップ予選

●「ギリシャ神話に似た話があるが、エネルギーが大地からわき上がって全身を満たすということが、ホームでのイエメンに起こるかもしれない」とオシムが語っていた通りになった。イエメンvsニッポン。ていうか、ニッポンが大地からエネルギーを吸い取られてたのかも。エナジー・ドレインくらってぐったりレベル・ダウン。
●とはいえ、ニッポンのほうが強いってのもまた明らかで、イエメンにあったチャンスは勝利というよりはせいぜい引き分け。サウジ戦に続いて、ニッポンは決定機はあるのに決められない。こっちが疲れてきて、でもよく見たら向こうも疲れてて、もう最後は時間がないから時計を見ながらパワープレイ、ボールをゴール前に放り込んでたら後半46分というロスタイムに我那覇ゴール、うぉ、やった、1-0で劇的な勝利だ……あれ? これ、前回のアジア・カップでのジーコ・ジャパンも毎試合こんな感じで戦ってなかった? なにもかも変わったようで、なにも変わってない、みたいな。
●注目の大熊監督、いや大熊コーチ。今日はベンチに座って静かだなあ、と思っていた。やっぱり前の試合でやりすぎて怒られちゃったのかなあ、それとも空気が薄くて声出ないのかなあ。が、終盤ニッポンがパワープレイに入ってからは大熊絶叫ショー。「啓太、スペース」「遠藤、サイド!サイドから高いボール!」「加地、その辺から!」「佐藤!」「遠藤!」。シャウト大熊の大声が一人でイエメン大応援団を圧倒。空気の薄さも全然感じさせない! しかもこれで1点取って勝っちゃうし。オシム・ジャパンなのにシャウト大熊。一粒で二度おいしい。いいのか。

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