September 21, 2006

朝から晩まで筋肉がミシミシと

●いつもそうなのだが、草サッカーをした翌日は寝不足になる。疲れ果てて、あまり眠れないから。興奮状態が続いてしまうのか、悔しさのあまり枕を濡らすからなのか(ウソ)。全身は激しく筋肉痛。起きただけでミシミシ。着替えるだけでもミシミシ。一仕事してミシミシ。
●で、昨夜録画しておいたドラマ「結婚できない男」最終回を見る。録画って時点でテンション下がりそうなものであるが、冒頭シーンがいきなり強烈。信介、プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」のアリア「私のお父さん」を聴きながら、一人手巻き寿司。ウニ、イクラ、トロ、旨そうな食材ずらり並べて一人手巻き寿司。この喜びはだれとも分かち合わないぜー、みたいな。信介、嬉しそうである。
●その後、いくつか秀逸な小ネタをはさみつつ、テレビドラマ的展開を一通り経て、無事ハッピーエンドに着地。ヨハン・シュトラウスの「皇帝円舞曲」なんて何年ぶりに聴いただろう。いい曲なんだよなー。シュトラウス・ファミリーのワルツのなかではこの曲がいちばん好きかもしれん。あとはベートーヴェンの交響曲第7番。しかし録画で見ていると、お約束的展開の部分は早送りでドンドンすっ飛ばしたくなるのが困りもの。
●夜、麻布十番へ。国際文化会館で内田樹&柴田元幸対談による「文学の力、翻訳の力」セミナーを聴講。至言の数々を脳内メモ。ひとつ晒すと「これを読んでいてわからないのは、私が悪いんじゃないかという思いを読者にさせない」。リーダブルな翻訳っていう話題から出てきた話かと思うが、翻訳に限らず言える。あと、柴田氏の翻訳スピードが異様に速いっていう話で、原書読みながらチラシの裏にでも(笑)訳文をダーッと書いて、わかんない漢字があったら脇にヘンカンって印つけておくと、後は奥さんがPCで清書してくれるってのもおかしかった(もちろん後で推敲する)。あ、書いてみるとそんなにおかしくないか。これは話し言葉じゃなきゃな。

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最終回。残念ながら「クラシックが好きで悪いか!!」というエピソードも、信介がクラシックについての蘊蓄を語るくだりもありませんでした(笑)。 続きを読む

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