November 30, 2006

U21日本代表 vs U23パキスタン代表@アジア大会ドーハ2006

ドーハ2006●マジメに仕事しようとした志のある若者たちだったんだけど、世間の人々は案外フマジメで仕事への意欲も低くて、無関心ゆえに若者たちを不当に扱っていたら、どんどんみんなのヤル気が削がれてダメ集団化していった。そんな試合だった、アジア大会の初戦は。
●ニッポンはアジア大会を北京五輪強化試合だと思ってるから、2年後のU23を送り出している。パキスタンは現在のU23にオーバーエイジ枠まで使ってる。でも試合開始直後、名古屋の本田がフリーキックを軽々と決めた。相手のキーパーは飛んできたボールの速度とコースに心底驚いていたはず。「こんなの見たことない、こいつらとオレたち試合やるのかよ?」。
●6-0の退屈な試合になるはずだったのに、主審がムチャクチャ。わけのわからんイエロー出す、相手のラフプレイを見逃す、こっちは体が触れただけでファウル。アジアで実力差の大きすぎる相手と戦うといつもこうなる。近年のフル代表ならこういう相手と戦っても、適当にリードしたら試合を殺してそのまま終わる。でも優秀な若者たちは理不尽な扱いに慣れてなくて、3点リードしてまだ走り続けていたら、しまいにケガ人を出して、退場者まで出し、疲労で足が止まり、そして2点奪われた(涙)。
●本田のキックにパキスタン人たちは顔面蒼白になって恐怖してた。それが終盤2点奪った後は、風のように走り、ニッポンを防戦一方になるまで押し込んだ。笛を持つ大人は、若者をどんな風にでも操ることができる。

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