January 13, 2007

ヘタフェvsバルセロナとサラゴサvsセビリア

バルセロナ●ほとんど一週間遅れだけど、スペインリーグから2試合を。まず、ヘタフェvsバルセロナ。バルサはロナウジーニョとデコという大黒柱が出場停止。他にもケガ人続出で、なんと控え選手が足りない。ベンチに下部組織の選手を何人か呼んだが、それでも空きがある!
●例のクラブ選手権で来日するあたりから、コンディション面で苦労してて、そこに中心選手が欠場したので、試合内容はかなり低調。こちらも退屈して、90分通して見ることができなかった。ヘタフェに先制されながらも、シャビのフリーキック(珍しいシーンだ)が決まって引分け。本来2チーム作れるだけの人材を持ってて、ベンチが豪華世界選抜チームになることも珍しくないバルセロナだが、それでも人が足りなくなるという恐ろしさ。チャンピオンの責務といえばそれまでだけど、リーグ戦以外の試合数多すぎ。
●で、バルサ戦に失望して、サラゴサvsセビリア(セビージャ)。一転、こちらはスゴかった! 超ハイレベルで、あっという間の90分。セビリアは現在リーグ首位、一方サラゴサも上位クラブ定着を目指して補強が進んでいて、中盤にアイマールとダレッサンドロのアルゼンチン代表コンビが君臨するという華やかな仕様。お互いにテクニックが高くて、目指すは攻撃サッカー、バルセロナやレアル・マドリッドに全然見劣りしない、というかモチベーションがより高いだけに見ごたえあり。
●ホームのサラゴサが序盤から猛烈に飛ばしてゲームを支配、ディオゴとディエゴ・ミリートのゴールで2-0とリード、しかし後半運動量が落ちると、セビリアが盛り返して怒涛の攻撃、ルイス・ファビアーノが1点を返したら、もう足を止めてのノーガードの殴り合い状態。熱すぎる。終盤の猛攻に耐えてサラゴサが2-1で逃げ切ったが、ロスタイムでルイス・ファビアーノの頭突きと喉輪に激昂したディオゴが、相手の顔面に右ストレートを決めて逆襲、文字通りの殴り合いに。これはいかんです。しかしルイス・ファビアーノはスゴいよ。あんな屈強な男のパンチを食らっても、倒れずに殴り返そうとするもん。パンチ効いてて足がふらついてたけど、気持ちが全然怯まない。いや、でもこれは余計なシーン。ただ試合は熱くて、巧かった。
●前節終了時点で、まだ首位はセビリア、サラゴサは4位へ。今週末、レアル・マドリッドvsサラゴサの大一番なので、WOWOWな方は必見かと。

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