January 29, 2007

「クラシックBOOK この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる!」(飯尾洋一著/三笠書房)

クラシックBOOK●うむ。足がすくむが、告知せねば。拙著「クラシックBOOK この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる!」が三笠書房・王様文庫より発売。本日配本なのでスゴく早いところは今日、そうじゃなければ明日、地方だと明後日以降に書店に並ぶはず。ミニCD付きで文庫本という手軽なクラシック音楽入門書である。なんと、帯の推薦コメント&イラストが「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子さんという豪華仕様。さらに付録CDの選曲はN響の茂木大輔さんという強力布陣。ああ、眩暈が。
●版元での万人向け紹介文はこちらにあるのだが、当サイト読者様に入門者は少ないので、ここではコアな方々向けの紹介をせねば。えーっと。須栗屋敏先生のYes/No式作曲家占いがあります(笑)。メインとなっているのは古今の作曲家40人について、その人物像やエピソード、作品を紹介した書き下ろし部分。入門書なので専門用語などは使えず、まず人物像に興味を持ってもらおうという狙いで書いています。他にDHCさんの連載FROM40からいくつかのコラムを加筆訂正して再録。
●おもしろいエピソードなんていうものはそれゆえにあちこちで反復されているわけで、ここを読んでらっしゃるような方々にとっては「なーんだ、そんなの誰でも知ってるよ」みたいな話題ばかりで恐縮するんだけど、でもワタシなりにそこに「楽しさ」を付加しようと悪戦苦闘しながら書いた。ページをめくる原動力が退屈さに破れて萎えていかないように、と。でもこれが難しいんだ。世のおもしろい本なら当たり前に飛び越えるハードル、でもクラシック音楽入門書にとっては生易しいものではない、教科書的記述という逃げ場があるゆえに。ただ、ゲラを通して読んでいるときに、不遜にも自分で「あっ、これおもしろいじゃん!」と感じた瞬間があって、そのときはハッピーだったが、ワタシは自己批判能力がそれなりに発達しているので、やっぱりダメかもと思ったら眠ってる間に返本の山に頭を抱える版元になった悪夢を見た(苦笑)。あ、いかんいかん、自分の本の宣伝をしようと書いていたのに、ついウジウジと日記調になってるぞこのエントリー、ありえないなこの展開。でも買ってね。お願い♪

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まず、百聞は一見に如かずなので、お世話になっている飯尾洋一さんの新著を例に。 http://www.amazon.co.jp/この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる-クラシックBOOK―「世界の名曲-作曲家」の知識が深まる最強版-飯尾-洋一/dp/4837963757 【詳細情報】(CLASSICAで... 続きを読む

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