September 28, 2007

メガネを上げる

●ウトウト……。ああ、今日はまだ一仕事しなければいけないのだが、もう眠い、だから少しだけ横になろう。ほんの少しだけ休んだら、また起きて働くから。メガネがジャマ、でもはずして片付けるのも面倒だし、あまり本格的に寝ちゃってもマズいから、おでこのところに上げておく。ウトウト、気持ちいいなあ、ウトウト……。
●はっ! 寝すぎた、起きよう。メガネをおでこから下ろす、と思って手をやったらそこにないのです、メガネが。寝てる間に落としたか。「メガネ、メガネ、僕のメガネ」ってマンガみたいなことを一瞬やったら、気がついた。フツーに見えてるよ、視界。そうだ、ワタシは今日は一日コンタクトレンズで過ごしていたのだ。寝る前におでこに上げたのは空想上のメガネだったのか、それとも夢だったのか、だとしたらどの時点から夢だったのか。
●イマジナリー・メガネはなにか普段なら見えないものを見せてくれていた可能性がある、だがなにも思い出せない。

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