January 9, 2008

清塚信也「熱情」

清塚信也 ●清塚信也さんの名前を知ったのは、テレビドラマ版の「の◎だめ」が放映されていたころ。千秋真一役のピアノは全部彼が弾いていた。で、あるとき彼のクラシカル・クロスオーバー系のディスクを耳にする機会があったんだけど、ワタシには自分の守備範囲外の音楽だったので、「せっかくなら本格クラシックのほうを聴きたいなー」などと思っていたら、年末にこの「熱情~Appassionata」がリリースされた。ベートーヴェン&ショパンという直球ど真ん中みたいな選曲。CDに加えて実演も聴いて、なんだかこれはスゴい人が出てきたぞ、と感心してた。
●で、ご本人とお会いする機会があって話をうかがったら、これがまた強烈なキャラクターだったんである。プロフィールに「モスクワ音楽院に留学」ってあるんだけど、なんとこれがアポなし留学。留学手続きもなんにもなし、当日の宿さえ取らずに大荷物を抱えて単身モスクワに飛び立って、ドレンスキー教授のところにムリヤリ押しかけていったという。キャラ的には千秋真一よりむしろ「の◎だめ」。とか、その辺の話を昨日発売された女性誌 CREA 2月号(文藝春秋)の後ろのほうにあるインタビュー・ページに書いたので、よろしければどぞ(ってこれ告知なのかよっ!)。
●ちなみに同誌の特集は「2008年運命の占い~今年こそ、強運な女になる!」。鏡リュウジ先生によると、蠍座のラッキー・ハーブはコリアンダー。よーし、今年はカレーをモリモリ食べるぞ~。いや、男ですけど。

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