September 7, 2008

バーレーンvsニッポン@ワールドカップ2010最終予選

バーレーン●なんか、もうバーレーンと試合するの飽きてないっすか。いつもきわどいゲームになるし、向こうはどんどんアフリカ系とかの新戦力を増強するし、好敵手であるのは確かなんだけど、こんなにひんぱんに戦わなくても。9番のフバイルとか、新宿とか渋谷とかでばったり出会ってもちゃんと顔を識別できそうだ。バーレーン人もみんな「もう中澤の顔は見飽きた」って頭抱えてるといいんだが。
●今回は(も?)厳しい戦いが続くと見た、ワールドカップ2010南ア大会最終予選。その第一戦はアウェイのバーレーン戦。岡田ジャパンのメンバーはこんな感じ。GK:楢崎、DF:中澤、田中トゥーリオ、阿部勇樹(左サイドバック)、内田、MF:中村俊輔、遠藤、松井(→中村憲剛)、長谷部(→今野)、FW:玉田→(佐藤寿人)、田中達也。このメンバーだと中盤でボールがスムーズに回る。前線から守備も非常に効いていて、相手にほとんどサッカーをさせない展開。18分に俊輔のフリーキックが決まり、44分に相手のハンドでPKをもらって遠藤がゴール(先日、Jリーグで得意の「コロコロPK」を止められたので心配したが、いつものように決めてくれた。心持ち強めの「コロコロ」だった)。66分に相手に2枚目のイエローで退場者。こんなに調子よく進んでいいのだろうかと拍子抜けするほど。85分に交代出場の中村憲剛が思い切って打ったミドルシュートが、ディフェンスに当たってゴール。3-0。はい、試合終了、バーレーンのお客さんはぞろぞろと帰り出す……。
●と思ったら、なんですか、あのラスト5分のドタバタ劇は! 87分に右サイドから入ったボールにサルマン・イサが簡単にマークを外してゴール。それだけでもどうかと思うが、その1分後、ただ放り込まれただけのロングボールをトゥーリオがペナルティエリア少し前あたりからキーパーへ頭でバックパス、しかし楢崎は前へと飛び出しており、そのままボールはコロンコロンとゴールへ。それはいかんっすよ、田中さん。3-2の一点差。客が帰りかけたと思ったスタジアムは再び熱く盛り上がっている。さっきまで次々と足を痙攣させてたバーレーン選手たちが、今キックオフしたかのように猛スピードでピッチを駆け回る。恐怖しつつも、ワールドカップから草サッカーにいたるまで、確実にいえる原則を改めて実感。ゴールが入れば止まった足もまた動き出す。
●3分のロスタイムを凌いで、結局1点差で勝つことができた。アウェイなんだからドローでも十分なくらいなのに、勝点3。結果が最高だから、文句なし。むしろ勝点を1点も失わずに、教訓だけ得ることができたんだから大ラッキーでは。
●次はホームでウズベキスタン戦。ウズベキスタンはもしかすると、とても強烈なチームになっているかもしれない。近年、資源国が強くなってる気がするので。BS放映予定のウズベキスタンvsオーストラリア戦は必見かと。

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