November 2, 2008

横河武蔵野FCvs三菱水島FC@武蔵野陸上競技場

横河武蔵野FCvs三菱水島FC●ご近所スタジアムで久々のJFL生観戦。横河武蔵野FCvs三菱水島FC。久しぶりの観戦になったのはサボっていたからではなく、この競技場でホームゲームが開催されなかったから。8月2日、夢の島競技場で開かれた対JEFリザーブズ戦(なぜかホームゲーム)には遠征したものの、その後9月と10月に1試合ずつ開かれたホームゲームはいずれも西が丘開催。もともと「ウチから近所だから」という理由で観戦してるので、西が丘は遠いなとスルー。申し訳ない気もするんだけど、「ホームである」ってのは本来そういうことだからしょうがない。
●で、なんと7月以来の開催となった武蔵野陸上競技場での試合なんだけど、やっぱり長らくホームを留守にしてしまった影響なのか、好天にもかかわらず観客は608名と少なめ。相手は三菱水島FC。この三菱ってのは三菱自動車なんすね。クラブカラーはやっぱり赤。サポータークラブの名前が「レッドアダマントクラブ」だったりして(アダマントはダイヤモンドのことらしい)、なんか浦和レッズの兄弟クラブみたいな印象があるんだけど、じゃあ「水島」のほうはどこのことだと思うじゃないっすか。知らなかったんだけど、岡山の倉敷にある地名らしい。でも岡山県って、同じJFLに強豪ファジアーノ岡山があるじゃないっすか! 同じ県に2チームもJFLのクラブがあるとは。ファジアーノ岡山のほうは遠からずJ2に昇格するだろうから、岡山の人は今のうちに「岡山ダービー」で盛り上がるのが圧倒的に吉。えーと、両者の直接対決は……うわっ、今季はもう終ったのか! これは惜しい、惜しすぎる、桃太郎に退治された鬼なみに惜しすぎるぞ、岡山ダービー。
●って、クラシック音楽ブログで、3部リーグの岡山事情についてなにを力説しているのだ、ワタシは。
●それで、三菱水島FCって今のところJFL最下位なんすよ。勝点14。こちら武蔵野はリーグ最少失点を誇る鉄壁ディフェンスで勝点49。うっかり試合前に華やかな展開を期待してしまった、レアルマドリッドやバルセロナみたいなスペクタクルなサッカーで圧勝とか。
●そういう甘い妄想をサッカーの神様は許さない。キックオフ直後からほとんど一方的に武蔵野がボールを支配するものの、なかなか決定機まで持ち込めない。下位の相手と戦うときは早めの1得点が肝心。時間とともに相手が「これなら戦える」という自信を持ってしまうから。それでも前半、長身フォワードの金子が左サイドから持ち込んでニアの薄い角度から強烈なゴールを決めて先制。
●でもその後がいただけない。球際の甘さを感じるというか、J準加盟クラブと戦うときのような集中力が感じられず、時折相手の鋭いカウンターを食らう。後半、恐れていた通り失点して1-1。試合終盤は迫力のある怒濤の攻撃を見せてくれたし、ここで再び突き放していても何の不思議もなかったんだけど、ツキに見放されたようにシュートがゴールをとらえてくれず、痛恨のドロー。1-1。強豪相手に負けたときよりもよほど悔しい気分になる。
●JFLは残り今季2試合(←ホームゲームのみを数えている)。快勝を見せてほしい。

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