November 26, 2008

ラトル/ベルリン・フィルの記者会見で

ラトルとパユ
●来日中のラトル/ベルリン・フィルのリハーサルと記者会見へ。壇上には左からフルートのパユ、指揮者ラトル、EMIクラシックスのスティーヴン・ジョーンズ氏。レコーディングの話題が中心で、先月リリースされた最新盤「ベルリオーズ:幻想交響曲」についてのエピソードや、来年3月にリリースされるラヴェル「子供と魔法」のことなど。以前、あちこちのブログで伝えられていたけど、ベルリンのフィルハーモニーの火事があったときのプログラムがこの「幻想交響曲」。レコーディングはその数日後に予定されていて、演奏会のほうは急遽空港の格納庫(だっけ?)で行なわれた(レコーディングはイエス・キリスト教会)。「子供と魔法」は昔から録音したかったんだけど、キャストをそろえるのが大変で、今回はそれが理想的にうまくいった、など。
●あと、これはうっかり気づいていなかったんだけど、今回の来日公演の演目でもあるブラームスの交響曲第1番が音楽配信のみで先行発売中なんすね(iTunesではここ。EMIはDRMなしのiTunes Plusで配信してくれる。すばらしい!)。CDでは残り3曲と合わせて交響曲全集として来年秋に発売予定ということなので、配信が超大幅先行発売ということになる。こういうパターンは今後も増えてくるんだろうなあ。
●で、ベルリン・フィルが定期演奏会をインターネット生中継するという話があって、なんとパユがそれを発表してくれたのだが、そのあたりは日経PCオンライン連載でご紹介するつもり(毎週金曜更新予定)。

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