May 17, 2009

横河武蔵野FCvs刈谷FC@武蔵野陸上競技場

カメラ忘れたから去年撮った写真●今シーズン、仕事等と重なりまくって欠席続きだったが、ようやく2試合目観戦。横河武蔵野FCvs刈谷FCへ。せっかく後援会に入ってるんだからもっと通わねば。ちなみに後援会特典の携帯ストラップ愛用中。
●お天気ももうひとつということで、観衆523名。多いときは1000人超えるのでやや寂しいか。でもまあ、JFLとしてはまずまずの人数。なんと、アウェイ側のFC刈谷応援席に某レコード会社の方がいらっしゃっていて驚く。今、局所的に静かなJFLブームが!(笑)
●驚いたといえばFC刈谷側のベンチ前に立って選手に指示を出していた長身のブラジル人。あれ、ここ日本人監督じゃないんだっけ? なんか元FC東京のアマラオに似てるなあ……ていうか、アマラオ本人だよ! キング・オブ・トウキョウがキング・オブ・アイチに!? 調べてみると確かにアマラオがコーチとなっているが監督ではない。謎。JFLってこういう意外な発見がしばしばある。
●試合は2-0で完勝。スーパーゴールを見た。前にワタシが見た試合でも印象に残った選手として挙げていたんだけど、中盤左の6番、遠藤真仁。JFL離れしたテクニックがあって、この日はゴール前25m(想像)くらいの直接フリーキックを決めた。最近、少しはやっているタイプで、相手の壁の手前に味方3人くらいが膝をついて並ぶっていうフリーキックがあるじゃないですか。ボールの出所をキーパーから隠す作戦。あれをやったんすよ。「えー、そんなスーパーゴールみたいなのを3部リーグでマネするわけ?」と失笑した人がいたとしたら、その人は猛省するしか。見事にゴール右上の隅に突き刺さるゴール。あれはJ1でもめったに見られないフリーキックだった。伝説。
●横河武蔵野は左サイドの新戦力が効いている。中盤左にこの遠藤がいて、その後ろの左サイドバックの斎藤広野がまた実に上手い。昨シーズンと比べると、左サイドの攻撃力は格段に高まった。その分、失点も増えたかもしれないが、攻守のバランスはいい。現在2位につけている。今年からJFL前期4位以内だと天皇杯に出場できるそうなので、これはかなり期待大。
●よく欧州でプレイしている選手が「2部リーグは1部と違って技術の高い選手はいないから、みんなフィジカル勝負でガンガンと当たってくる。屈強なヤツが勝つ。当たりだけなら1部以上に激しい」みたいなことを言う。これ、日本とは全然違う。J1とJFLだとむしろフィジカルがいちばん差がある。JFLにも「どうしてJ1やJ2でプレイしていないの?」と思うほどテクニックのある選手はときどきいるんだけど、全体として選手は小型なんすよ。160cm代の選手なんてぜんぜん珍しくない。武蔵野の左サイドだって、斎藤広野が164cmだから、遠藤真仁の173cmが大きく見える。これがニッポン代表だと華奢に見える中村俊輔だって178cmあるわけだ。欧州に比べて日本では「デカくて強い」ことの価値が相対的に高いという、体格差を見れば明らかな結論を改めて実感。
●次のホームゲームは駒沢開催。これは遠いから悩むな。というか、新横浜のマリノス戦からすっかり足が遠のいてしまっているが……まあ、しょうがないか。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1169

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「男だけが知っている秘密」です。

次の記事は「「わたしたちが孤児だったころ」(カズオ・イシグロ)」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ