June 7, 2009

ウズベキスタンvsニッポン@ワールドカップ2010最終予選

ウズベキスタン●「んなの、サッカーじゃねーだろっ!」とフォースの暗黒面にどっぷりと堕落しながらシリア人主審を罵倒し続ける90分間を耐え切ったみなさま、おつかれさまでした!
●はー。後で主審の名前調べとかなきゃ。いくらアジアの審判がひどいとはいえ、あそこまでやるかね。この人の対ニッポン基準の笛だと、プレミアリーグやセリエAは全タックルがファウルになる。カードの出し方もムチャクチャ。ニッポンのゴールを取り消すし。こりゃ最後まで11人で戦うのはムリだろうと覚悟してたら、案の定、長谷部が一発レッドになったし、岡田監督まで退席処分になった。
●こういう不条理ってものに対して、ワタシは平静ではいられない。でもいまどきの代表選手はホント偉いっすよね。自分を律して決して暗黒面に堕ちない。タックルが全部ファウルなら、タックルしない守備を目指す。大人だ。試合終了する頃にはワタシはテレビの前ですっかりダースベイダーと化していたのに、ピッチ上の選手たちはヨーダのごとく冷静だった。
●アジアでアウェイで勝とうと思ったら、4-0くらいの地力の差があってやっと1-0になるくらいのつもりでいなきゃ。ピッチもデコボコ。技術や戦術よりも、精神的肉体的なタフネスがものをいうと改めて実感。
●ってわけで、1-0で勝利、祝! 猛烈に祝、ニッポン代表ワールドカップ2010南ア大会出場決定! 最終予選をあと2試合残して決まるとは。アジア枠4.5で、グループ2位でも通過決定っすからね。これが1位抜けで決定だったら、オーストラリアより上にいかなきゃいけないわけで、4.5というのは大きい。
●岡崎のゴールにはゴン中山テイストが漂っていた。ついに代表に9番らしい9番が誕生したのかも。出れば出るほどたくましく成長するこの感じは、久しくニッポン代表にはなかった気がする。
●一応メンバーを。GK:楢崎(ファインセーブあり)-DF:中澤、トゥーリオ、駒野、長友-MF:遠藤、長谷部、中村俊輔(→阿部)、中村憲剛(→本田)-FW:大久保(→矢野)、岡崎。やや俊輔のミスが目立った。駒野と長友はよく走った。長谷部と遠藤はガマン強かった。
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●岡田監督って人、どうっすかね。1997年、フランスW杯予選のアウェイ・カザフスタン戦で加茂監督が更迭されて、次のアウェイ・ウズベキスタン戦から思わぬ形で監督人生がスタートしたわけで、それが2009年にまたニッポン代表を率いてアウェイ・ウズベキスタン戦でW杯出場を決めるという奇遇。97年時点じゃそんな人生、誰一人想像もしてなかっただろう。もしあのとき加茂監督が勝ってたら、岡田氏はそのままコーチをしてただろうし、大会終了後はJEFにもどってたはず。監督になったかどうかすらわからない。フロント入りしてオフィスの中でサッカー人としての成功を収めていたかもしれないし、JEFの監督になって失敗したかもしれないし、どんな道もありえた。
●でも現実には、札幌やマリノス時代も含めて、日本人監督としては最高の実績を残した。スタート地点での厳しい環境が、その後の結果至上主義的なスタイルに結びついているとしか思えないし(マリノス時代の勝負強さは異常なほどだった)、「外れるのはカズ」がどこまでも付いて回ってて、いずれどこかでその応報が待っているんじゃないかという気がしてしょうがない。だから、この試合の前も圧倒的に日本が有利な状況にあるにもかかわらず、ここから悪夢のような試合が続いてまさかの予選敗退があるんじゃないかという不吉な予感をぬぐいきれなかった。
●悪い予感は気のせいだった。だからもう手放しで喜んでいい。ビバ代表、岡田ジャパン。なのにワタシはなにを恐れているのか。

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